コディ・ポンセの球速や球種の特徴は？過去成績も調査してみた

2022年度プロ野球の新外国人選手情報です。

日本ハムファイターズが2022年新外国人選手として、コディ・ポンセ投手を獲得調査しているというニュースが出ました。

新庄日本ハムに“投げるポンセ”　元米国代表の150キロ右腕獲得へhttps://t.co/mR5t4hBbz1

今度は“投げるポンセ”が、日本球界にやって来る。日本ハムが助っ人4人目として、米大リーグ、パドレスの最速150キロ超右腕、コディ・ポンセ投手（27）を獲得する方向であることが28日、分かった。

— ドラペイ (@Dorapeinet) November 28, 2021

日本ハムは外国人量産体勢ですね！

まだ獲得調査中の選手を含めてこれで3人目の外国人選手候補です。

ちなみに日本ハムが獲得した外国人選手は以下の通りです。

関連記事：ホセ・マルモレホスの打撃や守備の特徴は？過去成績も気になる！

・12月6日追記

日本ハムがポンセ選手と契約合意した事が明らかになりました。

【#ファイターズ発表】#日本ハムは6日、前パイレーツの #コディ・ポンセ投手と契約合意に達したと発表した。#新庄剛志監督のコメント
「いけるね！これは面白い。背がデカいねー。クローザーっていうイメージはそんなに湧かないけど、先発・リリーフのどちらも十分いける」#lovefighters

— Full-Count（フルカウント） (@Fullcountc2) December 6, 2021

契約年数	1年契約
年俸	1億円＋出来高
背番号	不明

そこでここでは、コディ・ポンセ選手とはどういった特徴のある選手なのか、球速や球種・コントロールなどの特徴について、後半では過去成績についてご紹介していきます。

コディ・ポンセの球速や球種・コントロールなどの特徴について

メジャーでは2020年と2021年の2年間で20試合に出場経験があります。

球速

メジャーでのストレートの最速は96マイル（154.4km/h）です。

これは2021年メジャーでの試合で計測したものです。

またこの年のストレートの平均球速は93.4マイル（150.3km/h）となっています。

常時150kmを超えるストレートを投げることができます。

ストレートの被打率について

メジャーでのストレートの被打率は下記の通りです。

年代	被打率
2020年	.111（18打数2安打）
2021年	.318（66打数21安打）
合計	.274（84打数23安打）

2020年のメジャーデビューの年は殆ど打たれていなかったのですが、今年は対応されているんですね。

ちなみにストレートのK%（三振を奪う確率）は・・・

2020年・・・17.4%
2021年・・・17.8%

となっており、平均的な数字と言えるでしょう。

球種

変化球の持ち球は、スライダー・カットボール・カーブ・チェンジアップ・ツーシームです。

それぞれのメジャーでの通算の被打率は下記の通りです。

スライダー・・・.391（23打数9安打）
カットボール・・・.349（43打数15安打）
カーブ・・・.250（52打数13安打）
チェンジアップ・・・.381（21打数8安打）
ツーシーム・・・.000（0打数0安打）

ツーシームはメジャーで3球しか投げておらず、このボールで勝負していませんでした。

なのでツーシームはほぼ投げないとみて良いでしょう。

後の4球種ですが、カーブ以外はかなり打ち込まれています。

しかしカーブに関しては本人の中でも一番自信のある球種になっていると思われますね。

このボールが4球種の中で最も多く投げており、三振も数多く奪えています。

カーブのK%

2020年・・・33.3%（18打席6奪三振）
2021年・・・28.9%（38打席11奪三振）

このカーブで勝負する事が出来そうだなと見る事が出来ますね。

それ以外の球種に関しては、カウントを取るボールだったり、バッターの目先を変える為に使う方が良いのかなと個人的に思います。

コントロール

2021年メジャー・・・38.1回を投げて四球が11個（四球率＝2.58）
2021年マイナー・・・では57.1回を投げて四球が18個（四球率＝2.83）
メジャー通算・・・55.1回を投げて四球が17個（四球率＝2.77）
マイナー通算・・・476回を投げて四球が128個（四球率＝2.42）
マイナーAAA通算・・・76回を投げて四球が25個（四球率＝2.96）

という事でコントロールは数字上、かなり良さそうです。

先ほどご紹介したyoutube動画を見ても、ストライクゾーンにボールを投げ込むことに苦労することは無さそうです。

四球で自滅するタイプではないようですね。

ただコーナの四隅をつくような精密機械的なコントロールというわけでは無さそうなので、不用意な一発を食らう危険性も多少あるかもしれません。

コディ・ポンセの評価について

先発として使うのか中継ぎとして使うのかで違ってきそうですね。

球種も多いので先発でも問題なさそうですが、中継ぎでもストレートが常時150kmを超えるので中継ぎでも問題なく機能しそうです。

もし日本ハムに入団となれば、先発で起用されるのではないかと思いますので、コントロールの良さを活かしていけばある程度の数字を残しそうな感じはしますねヽ(｀･ω･´)ﾉ

コディ・ポンセのちょっとしたプロフィール

【🚨】
コディ・ポンセ（RHP）
アメリカ出身 27歳

安定したコントロールが売りの先発候補。平均140キロ代中盤から後半のフォーシームに、3球種以上の変化球を操る。今季MLBで15試合（38.1回）に登板し、防御率7.04。

日刊スポーツによると、日本ハムが同選手の獲得に乗り出しているとの情報。 pic.twitter.com/fs1ONeqyg5

— MLB-Transactions🇯🇵 (@tombaseball19) November 28, 2021

出身地	アメリカ合衆国
生年月日	1994年4月25日（27歳）
身長　/ 体重	198cm / 116kg
ポジション	投手
投球打席	右投げ右打ち
経歴	ブルワーズ→パイレーツ