投資信託で失敗した例。怪しい投資会社の勧誘に騙されるとヒドイことになる。

投資信託で失敗した体験談。証券会社の甘い言葉や勧誘に騙されてはいけない。

証券会社や投資会社から投資信託などの勧誘を受けることは多いでしょう。最近は不動産投資の勧誘の方が多くなっている現状がありますが、投資信託の勧誘もまだまだ残っています。本エントリーでは投資信託の甘い勧誘に騙されて損してしまった体験談をまとめています。

投資全般の失敗談は以下にまとめています。

check投資失敗談5選まとめ。FXや株や仮想通貨で大損して退場する前に魂に刻み込め。

 

 

【失敗談① / 女性・42歳】投資信託ブームに乗って「初心者でも気軽に買えるという謳い文句」に騙されてしまった…。

10年近く前になりますが、当時投資信託が盛んにメディアに取り上げられていて、初心者でも気軽に買えるといううたい文句につられて4銘柄買ってしまいました。

投資信託ブームということもあって、基準価格が一番高い時代だったのです。でも購入先の証券会社から長い目で見てくださいという言葉につられまだまだ上がると勝手に予想しました。しかし、見事に基準価格は下がる一方です。私自身がせっかちな性格であることも災いしているので、この性格では投資には向いていないと今では冷静に考えられるのですが、当時は働いていてお金にも余裕があったので、もう少し増やそうと言う欲が出ていました。

結局は、数年前にこのまま投資信託のことを考えるのは嫌だと急に思って、3銘柄解約しました。2銘柄は分配金がもらえていたのでかろうじてマイナスにはなりませんでした。しかしもう1銘柄は外国を主に投資対象にしていた投資信託で分配金の配当無しを選択し、その時の基準価格を反映した銘柄で10万円近くの損を覚悟で解約しました。解約直後、政権が民主党から自民党へ投資信託の基準価格も少し上昇して、もう少し解約する日を待っていたらなと後悔しました。今は、本当に少額の1銘柄のみ残しています。投資には長い目が必要だなと改めて感じている今日この頃です。

 

 

【失敗談② / 男性・46歳】元金保証の無い投資や投資信託では、「必ず儲かる!」なんてことはありえない。

私が始めて「投資信託」を利用したのは、テレビで「中期国債ファンド」という商品を最大手の投資信託会社が宣伝していた頃でした。

当時の私は高校2年生でしたが、同級生がちょっと変わっており、自分のお年玉などを全て「中期国債ファンドへ預けてしまった」と言うのです。私は戸惑いましたが、「普通に銀行や郵便局に貯金するよりも高い利息が付く」と力説するものですから、少しでも自分のお金が増やせるならと期待して私も自分のお年玉とそれまでの貯金を全額郵便局から引き下ろして、証券会社へ持って行きました。そして、10万円分の中期国債ファンドを購入しました。

ところが、高校3年生になり、投資信託へ預けてから一年は過ぎていないけれども「自動車免許証」を取得したくなり、中途解約をすることにしました。すると、「元金保証」ではないため、10万円預けたけれども、投資運用の結果解約の時点では元金割れしており、9万8千円くらいしか戻っては来ませんでした。私の都合で中途解約したとはいえ、高校生にとって千円単位で損失が出てしまったということは大損でしたから、とても嫌な思い出となりました。今でも「元金保証の無い投資や投資信託」は、周囲がいくら「必ず儲かる!」と力説しても耳を貸さないことにしております。