2022年度プロ野球の新外国人選手情報です。
横浜DeNAが2022年新外国人選手として、ブルックス・クリスキー投手を獲得した事が明らかになりました。
【2022年シーズン 選手契約について】
ブルックス・クリスキー選手と、2022年シーズンの選手契約を結ぶことで合意いたしましたのでお知らせいたします。詳しくはこちらhttps://t.co/31x5xCytIS#クリスキー 選手#baystars pic.twitter.com/JCIbZ2q7RT
— 横浜DeNAベイスターズ (@ydb_yokohama) December 8, 2021
ベイスターズの新外国人選手候補第1弾ですねヽ(`・ω・´)ノ
そこでここでは、ブルックス・クリスキー選手とはどういった特徴のある選手なのか、球速や球種・コントロールなどの特徴について、後半では過去成績についてご紹介していきます。
ブルックス・クリスキーの球速や球種・コントロールなどの特徴について
ブルックス・クリスキー(27) RHP
飛び抜けた空振り率を誇るスプリットチェンジを携えた、球持ちの良さが光るパワーリリーバー。今季は3AでG25/ERA3.68/WHIP0.989/BB9 4.3/SO9 13.2をマーク。平均153.3km/hのフォーシームを軸に、スプリットチェンジ、スライダー。突然のリリースでNPB球団へ移籍の噂。 pic.twitter.com/wOkpK7lZWS
— NPE (@NPE_Fgn_players) November 30, 2021
球速
メジャーでのストレートの最速は97.8マイル(157.3km/h)です。
これは2021年メジャーでの試合で計測したものです。
またストレートの平均球速は95.2マイル(153.2km/h)となっています。
常時150kmを超えるストレートを投げることが出来ます。
メジャーでは16試合全てで中継ぎでの登板でした。
ストレートの被打率について
メジャーでのストレートの被打率は下記の通りです。
年代 | 被打率 |
2020年 | .286(7打数2安打) |
2021年 | .423(26打11安打) |
合計 | .394(33打数13安打) |
トータルで見るとかなり打ち込まれています。
そして個人的に一番気になったのは、被打率.400以上の今シーズン、ストレートは合計11本のヒットを打たれたのですが、そのうち7本がホームランだったと言うことです。
2020年にも1本ホームランを打たれており、ストレートがメジャーで全く通用していないと言う点が非常に気になりますね。
もちろん、試合数が少ないので数字の信ぴょう性がそこまであるのかと言われれば疑問ですが、それにしてもストレートで7本のホームランを浴びると言うのは非常に気になりますね(´-ω-`)
ちなみにストレートのK%(三振を奪う確率)は・・・
- 2020年・・・ 15.4%
- 2021年・・・3%
となっています。
球種
変化球の持ち球は、スライダー・スプリットです。
それぞれのメジャーでの通算の被打率は下記の通りです。
- スライダー・・・.000(2打数0安打)
- スプリット・・・.250(28打数7安打)
この様になっており、スライダーに関してはメジャーでは殆ど投げなかったんですね。
なので実質ストレートとスプリットだけで勝負していたことがわかります。
そのスプリットなのですが、かなりの奪三振率を誇っています。
- 2020年・・・62.5%
- 2021年・・・45.5%
2020年は7打数で5個の奪三振、2021年は21打数で10個の奪三振を奪えており、ストレートよりもスプリットが1番の決め球なんだと思いますね。
・・・となると、ここから私の推測ですけど、今シーズンストレートを7本もホームランにされたということは、完全に狙われたと言う事になるんじゃないでしょうか。
球種はストレートとスプリットだけなので、スプリットは捨ててカウントを取ってくるストレートを捉えると言う方針で相手が攻めてきたと考えると納得できます。
となると日本でも同じ攻め方をされることが考えられますね`‐ω‐´)
コントロール
- 2021年メジャー・・・11.1回を投げて四球が6個(四球率=4.76)
- 2021年マイナー・・・29.1回を投げて四球が14個(四球率=4.29)
- メジャー通算・・・15回を投げて四球が13個(四球率=7.80)
- マイナー通算・・・134.2回を投げて四球が96個(四球率=3.81)
- マイナーAAA通算・・・29.1回を投げて四球が12個(四球率=3.68)
という事で、コントロールはあまり良くないですね、数字上は。
マイナーではそこまで悪い数字ではないんですがね、メジャーでは出場試合数がそもそも少ないと言う点も考慮しないといけませんが、それでも芳しくない数字ですね。
ちなみに2021年メジャーの四球率に対してメジャー通算の四球率が跳ね上がっているのは、2020年に四球率が17.18と言う数字をマークしていたからです。
この年は僅か3.2イニングしか投げていないのに、7個の四球を出しています。
それが大きく影響しているんですね(´-ω-`)
ブルックス・クリスキーの評価について
横浜DeNAでは恐らく中継ぎやセットアッパーとして期待しているはずです。
ストレートには速さがありますが、メジャーではほぼ通用しなかった。
コントロールにも難があり、球種はストレートとスプリットのみ(スライダも投げれるっちゃ投げれるが)
こう見るとちょっと心配になりますね(´-ω-`)
まあでも外国人選手は蓋を開けてみないと分かりません。
前評判が悪くてもいざシーズンが入ると無双している、なんて事はよくある話です。
クリスキー選手も例外ではないので、頑張って欲しいと思いますヽ(`・ω・´)ノ
ブルックス・クリスキーのちょっとしたプロフィール
ブルックス・クリスキー(27) RHP
飛び抜けた空振り率を誇るスプリットチェンジを携えた、球持ちの良さが光るパワーリリーバー。今季は3AでG25/ERA3.68/WHIP0.989/BB9 4.3/SO9 13.2をマーク。平均153.3km/hのフォーシームを軸に、スプリットチェンジ、スライダー。突然のリリースでNPB球団へ移籍の噂。 pic.twitter.com/wOkpK7lZWS
— NPE (@NPE_Fgn_players) November 30, 2021
出身地 | アメリカ合衆国 |
生年月日 | 1994年2月3日(27歳) |
身長 / 体重 | 不明 |
ポジション | 投手 |
投球打席 | 右投げ右打ち |
経歴 | ヤンキース→オリオールズ |
2016年6月のアマチュアドラフト6位指名を受けてニューヨーク・ヤンキースと契約してプロ入りしています。
その後しばらくはマイナーでプレーし、2020年7月にメジャー初昇格を果たします。
2021年には途中オリオールズに移籍もあって、メジャーで12試合に登板しています。
ブルックス・クリスキーの通算成績について
・2021年メジャー
試合 | 勝 | 負 | イニング | 奪三振 | 与四死球 | 防御率 |
12 | 2 | 1 | 11.1 | 11 | 7 | 14.29 |
K/9 | BB/9 | WHIP | ||||
8.74 | 4.76 | 2.03 |
・2021年マイナー成績
試合 | 勝 | 負 | イニング | 奪三振 | 与四死球 | 防御率 |
25 | 1 | 1 | 29.1 | 43 | 15 | 3.68 |
K/9 | BB/9 | WHIP | ||||
13.20 | 4.29 | 0.99 |
・メジャー通算成績
試合 | 勝 | 負 | イニング | 奪三振 | 与四死球 | 防御率 |
16 | 2 | 1 | 15 | 19 | 14 | 14.40 |
K/9 | BB/9 | WHIP | ||||
11.40 | 7.80 | 2.20 |
・マイナー通算成績
試合 | 勝 | 負 | イニング | 奪三振 | 与四死球 | 防御率 |
97 | 6 | 8 | 134.2 | 178 | 60 | 2.34 |
K/9 | BB/9 | WHIP | ||||
11.90 | 3.81 | 1.06 |
・AAA通算成績(2021年マイナー成績と同じなので省略)
試合 | 勝 | 負 | イニング | 奪三振 | 与四死球 | 防御率 |
K/9 | BB/9 | WHIP | ||||
「ブルックス・クリスキーの球速や球種・コントロールの特徴は?過去成績も調査」まとめ
いかがだったでしょうか。
今回は「ブルックス・クリスキーの球速や球種・コントロールの特徴は?過去成績も調査」について取り上げました。
まとめますと・・・
まとめ
- 横浜DeNAが2022年新外国人選手として、ブルックス・クリスキー選手を獲得した。
- アメリカ出身で右投げ右打ち。
- ストレートの最速は157.3km/hで。
- 変化球の持ち玉は「スライダー・スプリット」
- 1番の武器はスプリットで三振を数多く奪える。
- コントロールはあまり良くない。
という事でした。
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