2022年度プロ野球の新外国人選手情報です。
まだどこの球団かハッキリとわかっていませんが、クリス・マッツァ選手に日本の球団が興味を示していると言う情報が入りました。
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日本の球団、クリス・マッツァ投手に興味 https://t.co/fjZ33LXytw— MLB-Transactions🇯🇵 (@tombaseball19) December 3, 2021
ネット上では西武ライオンズではないかと噂されていますが、まだハッキリしたことは分かっていません。
そこでここでは、クリス・マッツァ選手とはどういった特徴のある選手なのか、球速や球種・コントロールなどの特徴について、後半では過去成績についてご紹介していきます。
クリス・マッツァの球速や球種・コントロールなどの特徴について
球速
メジャーでのストレートの最速は94.5マイル(152.1km/h)です。
これは2020年メジャーでの試合で計測したものです。
またストレートの平均球速は92.2マイル(148.3km/h)となっています。
常時150kmを超えるような剛腕タイプではありませんね。
ストレートの被打率について
メジャーでのストレートの被打率は下記の通りです。
年代 | 被打率 |
2020年 | .278(18打数5安打) |
2021年 | .000(4打0安打) |
合計 | .227(22打数5安打) |
トータルで見ると悪い数字ではありません。
ですが、そもそもそこまでストレートを多投していると言う訳ではありませんので、軸にしているボールは他にあると言うことですね。
最初に言っておくと、マッツァ選手のストレートは所謂「ツーシームファストボール」と呼ばれるものでナチュラルにシュート変化します。
変化しないフォーシームよりもツーシームを主に速いボール系として使っています。
ちなみにフォーシームのK%(三振を奪う確率)は・・・
- 2020年・・・ 45%(20打席9奪三振)
- 2021年・・・40%(5打席2奪三振)
となっており、数は少ないですが高い三振率を誇っています。
球種
変化球の持ち球は、スライダー・カットボール・チェンジアップ・ツーシームです。
それぞれのメジャーでの通算の被打率は下記の通りです。
- スライダー・・・.197(71打数14安打)
- カットボール・・・.284(81打数23安打)
- チェンジアップ・・・.500(4打数2安打)
- ツーシーム・・・.352(105打数37安打)
この様になっており、先ほどご紹介したツーシームはかなり打ち込まれています。
そして一番被打率が低いのがスライダーですね。
このスライダーは三振率も高くなっており、マッツァ選手の1番の武器だと思われます。
- 2019年・・・30%(10打席3奪三振)
- 2020年・・・28.1%(32打席9奪三振)
- 2021年・・・31.4%(35打席11奪三振)
またチェンジアップはメジャーで殆ど投げていませんでした。
なので実質はスライダー系のボールが2種とツーシームとフォーシームということになりますね。
コントロール
- 2021年メジャー・・・27.1回を投げて四球が7個(四球率=2.31)
- 2021年マイナー・・・38回を投げて四球が13個(四球率=3.79)
- メジャー通算・・・72.2回を投げて四球が27個(四球率=3.30)
- マイナー通算・・・545.1回を投げて四球が147個(四球率=2.43)
- マイナーAAA通算・・・130回を投げて四球が39個(四球率=2.70)
という事で、コントロールはなかなか良さそうですね、数字上は。
フォアボールで自滅するタイプでは無さそうです。
クリス・マッツァの評価について
右投げのサイドハンドでコントロールも良く、スライダーを武器にしていると言う点から見ると、
阪神のガンケル選手に似ている気がしますね。
日本の環境に慣れればそこそこの活躍ができるのではないでしょうか。
問題はどこの球団が獲得するかですね、、、今の所は西武ではと言われていますが、もし西部に入団なら3人目の新外国人選手ということになります。
クリス・マッツァのちょっとしたプロフィール
出身地 | アメリカ合衆国 |
生年月日 | 1989年10月17日(32歳) |
身長 / 体重 | 193cm / 86kg |
ポジション | 投手 |
投球打席 | 右投げ右打ち |
経歴 | ツインズ→マーリンズ→マリナーズ→メッツ→レッドソックス→レイズ |
2011年のMLBドラフト27位指名を受けてミネソタ・ツインズに入団しプロ入りしています。
その後しばらくはマイナーでプレーし、2019年6月にメジャー初昇格を果たします。
2021年にはレイズにてメジャーで14試合に登板しています。
クリス・マッツァの通算成績について
・2021年メジャー
試合 | 勝 | 負 | イニング | 奪三振 | 与四死球 | 防御率 |
14 | 0 | 0 | 27.1 | 21 | 9 | 4.61 |
K/9 | BB/9 | WHIP | ||||
6.91 | 2.30 | 1.21 |
・2021年マイナー成績
試合 | 勝 | 負 | イニング | 奪三振 | 与四死球 | 防御率 |
27 | 4 | 1 | 38 | 48 | 17 | 3.08 |
K/9 | BB/9 | WHIP | ||||
11.37 | 3.79 | 1.03 |
・メジャー通算成績
試合 | 勝 | 負 | イニング | 奪三振 | 与四死球 | 防御率 |
32 | 2 | 3 | 73.2 | 61 | 35 | 4.89 |
K/9 | BB/9 | WHIP | ||||
7.45 | 3.30 | 1.47 |
・マイナー通算成績
試合 | 勝 | 負 | イニング | 奪三振 | 与四死球 | 防御率 |
184 | 30 | 27 | 545.1 | 443 | 183 | 3.20 |
K/9 | BB/9 | WHIP | ||||
7.31 | 2.36 | 1.17 |
・AAA通算成績(2021年マイナー成績と同じなので省略)
試合 | 勝 | 負 | イニング | 奪三振 | 与四死球 | 防御率 |
48 | 8 | 5 | 130 | 124 | 46 | 3.53 |
K/9 | BB/9 | WHIP | ||||
8.59 | 2.70 | 1.14 |
「クリス・マッツァの球速や球種・コントロールの特徴は?過去成績も調査」まとめ
いかがだったでしょうか。
今回は「クリス・マッツァの球速や球種・コントロールの特徴は?過去成績も調査」について取り上げました。
まとめますと・・・
まとめ
- まだどこの球団かわかっていないが、クリス・マッツァ選手が来季NPB入りする可能性あり。
- アメリカ出身で右投げ右打ち。
- ストレートの最速は152.1km/hで。
- 変化球の持ち玉は「スライダー・カットボール・チェンジアップ・シンカー」
- 1番の武器はスライダーで三振を数多く奪える。
- コントロールはなかなか良い。
という事でした。
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