A.J.コールの球速や球種・コントロールの特徴は？過去成績も気になる！

2022年度プロ野球の新外国人選手情報です。

ヤクルトが新外国人選手としてA.J.コール選手を獲得した事が明らかになりました。

【 #ヤクルト】メジャー通算14勝右腕、Ａ・Ｊ・コールを獲得　先発の一角として期待 https://t.co/IMCV8iQ47I #東京ヤクルトスワローズ #swallows #baseball pic.twitter.com/JvoszcLi1u

— スポーツ報知プロ野球取材班 (@hochi_baseball) December 7, 2021

契約年数	1年契約
年俸	9100万円
背番号	不明

今シーズンの日本一であるヤクルトの新外国人選手第1弾です！

そこでここでは、A.J.コール選手とはどういった特徴のある選手なのか、球速や球種・コントロールなどの特徴について、後半では過去成績についてご紹介していきます。

A.J.コールの球速や球種・コントロールなどの特徴について

球速

メジャーでのストレートの最速は97.8マイル（157.3km/h）です。

これは2019年メジャーでの試合で計測したものです。

またストレートの平均球速は93.1マイル（149.8km/h）となっています。

常時150km近いストレートを投げる事ができます。

ストレートの被打率について

メジャーでのストレートの被打率は下記の通りです。

年代	被打率
2015年	.400（30打数12安打）
2016年	.294（85打数25安打）
2017年	.288（111打数32安打）
2018年	.513（39打数20安打）
2019年	.310（42打数13安打）
2020年	.150（20打数3安打）
2021年	.400（10打数4安打）
合計	.323（337打数109安打）

速いストレートを投げる事が出来るのですが、被打率は高くなっています。

さらにこのストレートでバンバン三振を取れるという事でもありません。

球種

変化球の持ち球は、スライダー・カットボール・カーブ・チェンジアップ・ツーシームです。

それぞれのメジャーでの通算の被打率は下記の通りです。

スライダー・・・.211（285打数60安打）
カットボール・・・.150（20打数3安打）
カーブ・・・.211（95打数20安打）
チェンジアップ・・・.378（37打数14安打）
ツーシーム・・・.429（14打数6安打）

この様になっており、スライダーを一番多く投げ込んでおり、被打率も悪くありません。

またこのスライダーでメジャー通算101個の三振を奪っており、奪三振率は30%を超えています。

A.J.コール選手にとって1番の武器がスライダーという事がわかりますね。

このスライダーですが、動画で確認するとそこまで変化量の大きいものではないように思えます。

スピードは大体84マイル（135km/h）とやや速いくらいです。

コントロール

2021年メジャー・・・8回を投げて四球が1個（四球率＝1.13）
2021年マイナー・・・12回を投げて四球が1個（四球率＝0.75）
メジャー通算・・・205.1回を投げて四球が82個（四球率＝3.59）
マイナー通算・・・854.2回を投げて四球が233個（四球率＝2.45）
マイナーAAA通算・・・415.1回を投げて四球が130個（四球率＝2.82）

という事で、コントロールはかなり良さそうですね、数字上は。

フォアボールで自滅するタイプではなさそうです。

A.J.コールの評価について

メジャーでの実績が豊富で、ストレートもマックス157km出て、スライダーとカーブが武器として使えるという点を考えると、かなり活躍しそうな気がしますね。

コントロールも良いですので数字だけで判断すると活躍する可能性は非常に高く思えます。

あとは日本の環境に対応できるかどうかですね！

A.J.コールのちょっとしたプロフィール

出身地	アメリカ合衆国
生年月日	1992年1月5日（29歳）
身長　/ 体重	195cm / 108kg
ポジション	投手
投球打席	右投げ右打ち
経歴	ナショナルズ→アスレチックス→ナショナルズ→ヤンキース→カーディナルズ→ブルージェイズ→ヤクルト