アダム・ウォーカーの打撃や守備の特徴は？過去成績も調査！

2022年プロ野球新外国人選手情報です。

巨人が2022年新外国人選手として、アダム・ウォーカー選手を獲得した事が判明しました。

#巨人が前オリックスの #勝俣翔貴内野手について、育成選手での獲得に向けて調査していることが分かった。球団は力強い打撃に注目

また右の大砲として獲得調査していた #アダム・ウォーカー外野手の入団が正式決定。助っ人の補強第1弾となった

12月15日(水)#スポーツ報知 #ジャイアンツ #G党 pic.twitter.com/kR0SD0HGCP

— スポーツ報知東京販売局 (@hochi_hanbai) December 14, 2021

契約年数	不明
年俸	不明
背番号	44

巨人の新外国人選手候補第1弾ですね！

巨人はこれに加えて、バリバリのメジャーリーガーであるグレゴリー・ポランコ選手の獲得調査も行っています。

関連記事：グレゴリー・ポランコの打撃や守備の特徴は？過去成績も調査！

そこでここではアダム・ウォーカー選手とはどういった特徴のある選手なのか、打撃や守備の特徴について、記事後半では通算の成績についてもご紹介していきます。

アダム・ウォーカーの打撃や守備の特徴について

打撃

非常にパワーのある選手です。

かなり距離の出る打球を飛ばすことができます。

基本的にはプルヒッター

基本的には引っ張りの打球が多いです。

センターから逆方向にも長打を打つことができますが、確率は低く2〜3割程度です。

ゴロ率・フライ率はほぼ同じくらい

だいたいゴロ4割・フライ4割くらいの確率です。

後の2割はライナー性のあたりになります。

シーズン毎に見ていけば微妙に違うこともあるのですが、トータルで見るとだいたいこのくらいの割合に落ち着いています。

選球眼は悪い

結論から言うと、選球眼は悪いです。

少し古いですが、2013年〜2016年の4年間はマイナーで100試合以上出場していたのですが、その頃のBB/Kの数字は・・・

2013年（A・129試合）・・・0.27
2014年（A＋・132試合）・・・0.28
2015年（AA・133試合）・・・0.26
2016年（AAA・132試合）・・・0.22

という風に年々数字が悪くなっています。

特に16年は初めてAAAに昇格した年ですが、三振の数が202をマークしています。

なかなか200三振を超える事も珍しいと思うのですが(´-ω-｀)

その後、しばらくは100試合を超えて試合出場した年はなかったのですが、2021年は独立リーグで100試合に出場し、BB/Kが0.25という数字でした。

と言うことで、四球を期待することは難しいでしょう。

IsoP（純粋な長打力）の数字は優秀

ウォーカー選手の13年〜16年と21年のIsoPの数字は下記の通りです。

ウォーカー選手のマイナー・独立でのIsoP

2013年（A・129試合）・・・.248
2014年（A＋132試合）・・・.190
2015年（AA・133試合）・・・.259
2016年（AAA・132試合）・・・.236
2021年（独立・100試合）・・・.316

さすがパワーヒッターと言う感じですね。

特に今シーズンは独立リーグではありますが、.300以上をマークする非常に優秀な数字が残っています。

ちなみにIsoPとは長打率から打率を引いたもので、長打率だけだと本当に長打力がある選手なのかどうか判断できない為に作られた指標です。

因みにIsoPは・・・

.280・・・すごく優秀
.220・・・優秀
.170・・・平均
.120・・・やや問題あり
.080・・・かなり問題あり

という評価のようです。

守備

次は守備について見ていきます。

守備位置は主に「レフト・ライト」

ウォーカー選手の主な守備位置は「レフト・ライト」です。

それ以外に、センターのポジションも守りますが、レフトとライトと比べると試合数は少ないです。

数字上ではそこまでエラーをする事はないので、標準的な守備力と見て良いと思います。

細かい守備力に関してはまだ明らかになっていないので、判明次第追記していきます。

・4月25日追記

ウォーカー選手の守備についてですが、あまりよろしくない感じですね(´-ω-｀)

守備範囲もそうなのですが、肩の方がどちらかというと厳しいかもしれません。

鋭いライナー性の送球が殆ど見られないので、ランナーが一つ先の塁に進むケースが増えてしまっています。

現状では打撃面で良い数字を残しているので、ラミレス選手のように守備はダメでも打撃で大きく貢献できるようになるか、守備力を鍛え上げるかどちらかに決めて舵を切った方が良いかもしれません。

走塁

次に走塁や盗塁についてです。

盗塁は期待できる

マイナーと独立リーグを含めて、通算で124個の盗塁を決めています。

特に今シーズンは独立リーグで24個の盗塁を決めており、自身のキャリアハイの数字を残しています。

しかも盗塁死はたったの2個だったので、盗塁成功率もなかなか優秀です。

パワーだけでなく、足の速さや盗塁の技術も持ち合わせていると言う事ですね！

アダム・ウォーカーの評価について

魅力的なパワーがあるのは間違いないですが、やはり気になるのは三振の多さと選球眼の悪さですね。

ここに関しては日本の投手の攻め方に対応できるかどうかにかかっていると思います。

日本人投手は弱点がバレてしまうと執拗にそこを狙ってきますので、その攻め方に対応できるかどうかで成績は大きく変わってくると思いますね。

パワーに関しては申し分ありませんので、東京ドームを本拠地にしている巨人では40発も狙えるレベルだと思います。

あとは如何にミートできるかどうかでしょう。

パワーがあるので大振りしなくても軽く振るだけでスタンドインできるはずですから、ブンブン振り回すのではなくコンパクトな打撃が出来れば大化けする可能性がありそうですヽ(｀･ω･´)ﾉ

アダム・ウォーカーのちょっとしたプロフィール

【#日刊野球】
【#日刊1面チラ見せ】
巨人が来季新外国人候補として超👀掘り出しもの外野手‼️
独立リーグのアダム・ウォーカー選手をリストアップ✴️
メジャー未経験も今季33発本塁打王&2年連続リーグMVP👏
日本ハム自由契約 #西川遥輝外野手も調査へ‼️#巨人 #アダムウォーカー #Giants #lovefighters pic.twitter.com/sww3joNYGe

— 日刊スポーツ📰女子編集部＠公式 (@nikkan_editors) December 5, 2021

出身地	アメリカ合衆国
生年月日	1991年10月18日（30歳）
身長　/ 体重	196cm / 104kg
ポジション	レフト・ライト
投球打席	右投げ右打ち
経歴	ツインズ→オリオールズ→ブレーブス→レッズ→ナショナルズ→独立リーグ