タイロン・ゲレーロの球速や球種・コントロールの特徴は?過去成績も調査!

2022年度プロ野球の新外国人選手情報です。

 

ロッテが新外国人選手としてたタイロン・ゲレーロ選手を獲得した事が明らかになりました。

 

契約年数
年俸
背番号

 

ロッテもようやく新外国人選手を獲得しましたね。

そして珍しいですが、コロンビア出身の外国人選手となります。

 

そこでここでは、タイロン・ゲレーロ選手とはどういった特徴のある選手なのか、球速や球種・コントロールなどの特徴について、後半では過去成績についてご紹介していきます。

 

 

タイロン・ゲレーロの球速や球種・コントロールなどの特徴について

 

 

球速

 

メジャーでのストレートの最速は104.4マイル(168km/h)です。

これは2018年メジャーでの試合で計測したものです。

またストレートの平均球速は99マイル(159.3km/h)となっています。

 

これまで紹介した外国人選手の中でも飛び抜けて速いストレートを投げる事ができるわけですね。

ただこの数字は19年までのメジャー通算での数字になりますので、現在も変わらずこの平均球速かどうかは不明です、多少落ちているかもしれません。

 

まあそれでも魅力的な数字ですよね。

 

ストレートの被打率について

 

メジャーでのストレートの被打率は下記の通りです。

 

年代 被打率
2016年 .286(7打数2安打)
2018年 .304(181打数55安打)
2019年 .261(138打数36安打)
合計 .285(326打数93安打)

 

物凄く速いストレートを投げる割りには意外と打たれています。

さらにこのストレートのメジャー通算の奪三振率は19.4%(396打席で77奪三振)と飛び抜けて三振を取っているわけでもありません。

 

まあそれでも20%近い奪三振率なので、日本だともう少し上がるかもしれませんね。

 

球種

 

変化球の持ち球は、スライダー・チェンジアップです。

それぞれのメジャーでの通算の被打率は下記の通りです。

 

  • スライダー・・・.169(83打数14安打)
  • チェンジアップ・・・1.000(2打数2安打)

 

このようになっており、ストレートとスライダーしか投げません。

一応この他にもカーブとカットボールも投げれるようですが、メジャーでは通算でたった1球しか投げていないので全くもって使わない球種という事がわかります。

 

チェンジアップもメジャー通算で18球しか投げていないので、ストレートとスライダーのみという認識で良いと思います。

 

しかしこのスライダーは流石の被打率で、三振も数多く奪えています。

メジャー通算で93打席で33奪三振(奪三振率=35.5%)となっており、ストレートよりも三振を奪える変化球となっています。

 

コントロール

 

  • 2021年マイナー・・・19回を投げて四球が12個(四球率=5.68
  • メジャー通算・・・106回を投げて四球が67個(四球率=5.69
  • マイナー通算・・・365.2回を投げて四球が237個(四球率=5.83
  • マイナーAAA通算・・・61.1回を投げて四球が45個(四球率=6.60

 

という事で、数字上はコントロールはかなり悪そうです。

精密なコントロールは持ち合わせていないので日本でも四球を多く出しそうな感じです。

 

マット・アンドリースの評価について

 

ストレートがどこまで通用するかどうかじゃないでしょうか。

 

MAX168km、平均159kmのストレートで三振を奪ったりゴロやフライを打たせる事が出来れば通用すると思いますが、見極められたりカットされて粘られたりすると、結局四球が絡んで自滅する可能性も考えられます。

 

球種もスライダーしかありませんのでバッターは絞りやすいでしょうし、コントロールも良くないのでボール球に手を出さないようにしてくると思うので、一番の武器のストレートがどれくらい通用するのかに全てがかかかっているように思います。

 

ボールゾーンに投げても空振りが取れるなら、セットアッパーや守護神も担えると思いますね。

 

タイロン・ゲレーロのちょっとしたプロフィール

 

出身地 コロンビア
生年月日 1991年1月9日(30歳)
身長 / 体重 200cm / 85kg
ポジション 投手
投球打席 右投げ右打ち
経歴 パドレス→マーリンズ→ホワイトソックス→千葉ロッテ

 

2009年12月にサンディエゴ・パドレスと契約してプロ入りしています。

その後しばらくはマイナーでプレーし、2016年5月にメジャー初昇格を果たします。

 

18〜19年は2年連続でメジャーで50試合以上に登板しています。

今シーズンはメジャーの出場はなく、AAAでシーズンを過ごしていました。

 

タイロン・ゲレーロの通算成績について

 

・2021年メジャー(登板なし)

試合 イニング 奪三振 与四死球 防御率
K/9 BB/9 WHIP        
       

 

・2021年マイナー成績

試合 イニング 奪三振 与四死球 防御率
18 1 0 19 25 14 6.63
K/9 BB/9 WHIP
11.84 5.68 2.21

 

・メジャー通算成績

試合 イニング 奪三振 与四死球 防御率
113 2 5 106 111 76 5.77
K/9 BB/9 WHIP        
9.42 5.69 1.66        

 

・マイナー通算成績

試合 イニング 奪三振 与四死球 防御率
254 19 26 365.2 372 263 4.16
K/9 BB/9 WHIP
9.16 5.83 1.51

 

・マイナーAAA通算成績

試合 イニング 奪三振 与四死球 防御率
56 4 2 61.1 63 50 6.02
K/9 BB/9 WHIP
9.24 6.60 1.81

 

「タイロン・ゲレーロの球速や球種・コントロールの特徴は?過去成績も調査!」まとめ

 

いかがだったでしょうか。

今回は「タイロン・ゲレーロの球速や球種・コントロールの特徴は?過去成績も調査!」について取り上げました。

 

まとめますと・・・

 

まとめ

  • 千葉ロッテがタイロン・ゲレーロ選手を獲得した。
  • コロンビア出身で右投げ右打ち。
  • ストレートの最速は168km/h。
  • 変化球の持ち玉は「スライダー・チェンジアップ」
  • 1番の武器はスライダーで、被打率が低く三振を数多く奪える。
  • コントロールはかなり悪い。

 

という事でした。

 

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