庭付きの一軒家でメダカを飼おう！
高層マンションでは難しいですが、庭付きの一軒家の２階のベランダでなら可能な話です。
家で魚のペットをたくさん飼っていると、中には家の中に水槽を置ききれなくなってベランダに置いているお宅もあると思います。
特にビオトープ系の、自然の生態系を水槽の中で完結させられるような環境を作るのに熱心な方の場合は、家の中の水槽ではなくベランダなど手入れをしやすい場所に置いている事が多いと思うのです。
ベランダが無い場合は１階の庭に出られる窓の近くに大きめの水槽を置いている家もあるかも知れませんが、１階だと野良猫が悪さをする可能性もあると言う事で、２階のベランダを使う事をお勧めします。
ビオトープで育てやすい魚はメダカなのですが、その理由としてフンなどが水中に居るバクテリアが食べてくれて水質悪化しにくいと言う事から、特にろ過機なども無くとも長期間水槽に入れた最初の設備だけで生活して行けるのです。
アマガエルが住み着いた！虫を食べてくれるので一石二鳥
そうしてメダカの水槽をベランダに置いていると、いつの間にかアマガエルが生息する様になる事があります。
雨が降ったり降りそうになるとゲッゲッゲと鳴いたりして楽しいですが、何より蚊やコバエなどの害虫を食べてくれるのでありがたい存在です。
しかもメダカも蚊のボウフラを好んで食べる習性があるので、成虫をカエルが幼虫をメダカが食べる事で部屋に侵入しようとする蚊を退治してくれるので、一石二鳥以上の効果を発揮してくれる事もあるのです。
ただ、蚊を退治したいがために飼育している人は少ないと思うので、メダカを飼い始めた人はまずは繁殖させて増やしてみるのもお勧めです。
その時気を付けて欲しいのが、メダカは産卵した後稚魚が孵化すると食べてしまう事が多いので、メダカが散乱して卵の存在を確認したら、別の小さめの水槽に移し替えて稚魚がある程度大きくなるまで隔離して育てて行ってみてください。
メダカの寿命は１年程度とも言われていますが、環境の良い飼育下でなら３年程度は生きるそうなので、毎日こまめに観察して飼育していくと良いでしょう。
