埼玉西武ライオンズが2020年度の新外国人選手として、リード・ギャレット選手を獲得した事が明らかになりました。
おはようございます!
NPB入りが囁かれていた、リード・ギャレット投手、ライオンズが獲得との報道が出ましたね!
どんな投球を見せるのか楽しみです!
正式発表を待ちたいと思います(^^)今日もいい一日をお過ごしくださいね(*^^*) pic.twitter.com/NoP30Aj1Qv
— 🦈はっちゃん⊿L89🍈🔥@森ねこ (@orion_shark3310) December 17, 2019
背番号 | 「33」 |
契約年数 | 1年契約 |
年俸 | 5000万円 |
西武の新外国人選手もこれで3人目となりました。
もう二人、投手のショーン・ノリン選手と野手のコーリー・スパンジェンバーグ選手も別記事にてご紹介していますのでよろしければそちらもご覧ください。
関連記事:ショーン・ノリン(西武)の球速や球種は?メジャーやマイナーの過去成績も
関連記事:コーリー・スパンジェンバーグ(西武)の打撃や守備・メジャー成績を調査
そこでここではギャレット選手の
・球速や球種・コントロールなどの特徴
・マイナーの過去成績について
こちらについてご紹介していきます。
リード・ギャレットのちょっとしたプロフィール
出身地 | アメリカ |
生年月日 | 1993年1月2日(26歳) |
身長 / 体重 | 188cm / 81kg |
ポジション | 投手 |
投球打席 | 右投げ右打ち |
経歴 | レンジャーズ傘下→タイガース |
2014年6月にアマチュアドラフト16巡目でテキサス・レンジャーズから指名され契約。
その後は暫くマイナーリーグでプレーしており、メジャーに初昇格したのが2019年でした。
3月29日のブルージェイズ戦にてメジャー初登板を果たし、
中継ぎとして1イニングを投げて1回無安打無失点1奪三振という結果を残しています。
今シーズンはメジャーで13試合に登板しています。(全て中継ぎ)
2019年メジャー成績
登板 | 勝 | 負 | イニング | 奪三振 | 四球 | 防御率 |
13 | 0 | 0 | 15.1 | 10 | 13 | 8.22 |
2019年マイナー成績
登板 | 勝 | 負 | イニング | 奪三振 | 四球 | 防御率 |
34 | 1 | 3 | 40.1 | 40 | 19 | 4.91 |
マイナー通算成績(2014年〜)
登板 | 勝 | 負 | イニング | 奪三振 | 四球 | 防御率 |
199 | 27 | 28 | 477.2 | 399 | 189 | 4.65 |
リード・ギャレットの球速や球種の特徴について
ギャレット選手の球速や球種・コントロールなどの特徴についてご紹介します。
球速
今シーズンのメジャーでのストレートの平均球速は96.3マイル(154.9km)でした。
そして最速は156km。
全投球の65%をストレートで占めており、典型的なストレートでガンガン押していくタイプのピッチャーですね。
投球を見ているだけでもストレートにはかなり威力がありそうですよね。
球種
変化球はスライダー・カットボール・ナックルカーブ・SFF(スプリット)をなげます。
この中でもカットボールをよく投げており、ストレートとカットボールで全体の90%を占めています。
逆にスプリットは滅多に投げておらず、メジャーでは8球しか投げていません。
しかも対左バッターにしか使用しておらず、その上8球中7球がボールだった為、ほとんど使い物になっていませんでした。
コントロール
- 今シーズンはメジャーで 15.1イニングを投げて与えた四球が13個(四球率=7.63)
- マイナーでも40.1イニングを投げて与えた四球が19個(四球率=4.24)
- マイナー通算でも477.2イニングを投げて与えた四球が189個(四球率=3.56)
という感じでコントロールは悪いですね。
完全にストレートで押していくタイプの投手ですので細かいコントロールは持ち合わせていないでしょう。
出典:FAN GRAPHS
こちらはギャレット選手のメジャーでのコース別ピッチ率になります。(ピッチャー視点)
赤くなっている所が一番多く投げ込んだコースという事になります。
見事なまでに真ん中高めのコースが赤くなっていますね。
ヒットや長打が打たれやすいコースに投げてしまっています。
これだけを見てもコントロールは悪いんだろうなという事を察することができますね(´-ω-`)
ストレートとカットボールだけで投球の90%を占めているのですから、バッターは球種を絞りやすくなりますし、コースも真ん中高めに来ると踏んでいれば高確率で仕留められてしまうでしょう。
また今シーズンは右バッターに対してよく打たれており、被打率が.429でした。(対左には.286)
2020年度オープン戦の成績について
ギャレット選手の2020年オープン戦の成績についてご紹介していきます。
試合 | イニング | 奪三振 | 与四死球 | 防御率 | 被打率 |
2 | 2.2 | 3 | 0 | 0.00 | .125 |
- 奪三振率:10.13
- K/BB:—
- WHIP:0.38
3月13日終了時点
3月6日 vs広島
1.2回を投げて被安打0、奪三振3、与四死球0、失点0、防御率0.00
西武ライオンズ新外国人ギャレット
セットポジションから157出せるヤバすぎ
何より凄いのはストライクゾーンに変化球を投げられる
西武の外人でストライク投げられるだけでもうエース確定 pic.twitter.com/ZPbYyPU19O— 🐰 (@toriida_3) March 6, 2020
ギャレット パワーカーブ
PJを思わせるようなバックフットに食い込む強度のあるカーブ pic.twitter.com/hEvanKKhZU— #10 (@HiLiGHTMENTHOL_) March 6, 2020
今日がオープン戦初登板となりましたが、ストレートの最速が157km。
変化球のキレも良く初登板ながら素晴らしい結果を残しています。
西武の中継ぎ投手陣の一角に食い込める様にこれからもアピールを続けていって欲しいですねヽ(`・ω・´)ノ
3月13日 vsヤクルト
1回を投げて被安打1、奪三振0、与四死球0、失点0、ここまで防御率0.00
まとめ&その他にも・・・
いかがだったでしょうか。
今回は西武ライオンズが獲得したリード・ギャレット選手について取り上げました。
まとめますと・・・
- 今年メジャー初昇格、13試合に登板。
- マイナー通算199試合に登板、通算27勝。
- ストレートの平均球速は154.9kmで最速は156km。
- 変化球はスライダー・カットボール・スプリット
- コントロールは悪く、真ん中高めにボールが集まりやすい。
と言うことでした。
西武でも中継ぎを任されるでしょうが、結構苦しむかもしれませんね(´-ω-`)
どれだけ四球を出さないかが鍵になりそうな気がします。
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