巨人が新外国人選手としてイアン・パトリック・キブレハンの打撃や守備の特徴は?過去成績も調査!ール選手を獲得した事が明らかになりました。
課題の中継ぎ緊急補強 メジャー通算243登板 150キロ超の直球 イアン・クロル獲得へ https://t.co/X2KXr0NFSB #巨人 #ジャイアンツ #読売ジャイアンツ pic.twitter.com/Eu1mxGYOdJ
— スポーツ報知 巨人取材班 (@hochi_giants) July 4, 2022
そこでここでは、イアン・クロール選手とはどういった特徴のある選手なのか、球速や球種・コントロールなどの特徴についてご紹介していきます。
イアン・クロールの球速や球種・コントロールなどの特徴について
YouTubeに投球の動画があったので見てみたのですが、
セットポジションからの投球で、足を上げた後に一呼吸置いてからオーバースローで投球します。
球速
メジャーでのストレートの最速は97.7マイル(157.2km/h)で、2015年にメジャーでの試合で計測したものです。
平均球速は93.9マイル(151.1km)で、左投手ですが常時150kmを超えるストレートを投げることができます。
ストレートの被打率について
メジャーでのストレートの被打率は下記の通りです。
年代 | 被打率 |
2013年 | .314(70打数22安打) |
2014年 | .288(80打数23安打) |
2015年 | .333(42打数14安打) |
2016年 | .241(87打数21安打) |
2017年 | .315(73打数23安打) |
2018年 | .000(0打数0安打) |
2021年 | .286(7打数2安打) |
合計 | .292(359打数105安打) |
ということで、メジャーでは結構打ち込まれている事が分かります。
左投げで常時150kmを超えてても打たれるという事は何か原因があるんでしょうね。
ボールが見えやすい、150km出ててもキレやノビがあまりない、狙い撃ちされているなどなど・・・。
色々な原因が考えられますが、日本で通用するかどうかはまだ別なので一つ注目したいポイントになりそうですね。
球種
変化球の持ち球は、スライダー・カーブ・チェンジアップ・ツーシーム・カットボールです。
それぞれのメジャーでの通算の被打率は下記の通りです。
- スライダー・・・.222(171打数38安打)
- カーブ・・・.239(109打数26安打)
- チェンジアップ・・・.259(58打数15安打)
- ツーシーム・・・.338(74打数25安打)
- カットボール・・・.366(41打数15安打)
スライダーが一番の武器です。
被打率も低いですし、このボールでメジャー通算51個の三振を奪っています。
カットボールに関しては21年から投げているのですが、あまり芳しくない成績ですね。
コントロール
メジャー通算で208.2回を投げていますが、与えた四球が81個で与四球率は3.49と、まずまずの制球力です。
マイナーの成績を見ても、通算で484.1回を投げて四球が162個、与四球率は3.90でした。
しかしきになるのは今シーズンの成績ですね。
今年はマイナーで24試合に登板して25.1イニングを投げているのですが、四球が17個で四球率=6.38とかなり悪くなっています。
成績を見ていると年々と四球率が悪くなっている様に思えるので、そこが心配な点ですね。
イアン・クロールの評価について
巨人はちょっと前にネット記事で「左の中継ぎが欲しい」という話があったので、今回獲得に乗り出したと思うのですが、この時期に緊急で補強する選手としては実績も十分にありますし期待したくなる様な選手ですよね。
まず日本で活躍できるかどうかは、日本のボールに馴染めるかどうか、環境に馴染めるかどうか、日本独特の蒸し暑さに耐えられるかどうかと言った、野球技術云々の前の環境面が非常にポイントになると思います。
そこさえ問題なければ左の中継ぎ投手としてある程度の活躍は可能なんじゃないかなと個人的には思いますね。
スライダーがメジャーでも通用しているので、日本でも速いストレートとスライダーのコンビネーションで打ち取れるんじゃないかなと思います。
イアン・クロールのちょっとしたプロフィール
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— スポーツ報知 巨人取材班 (@hochi_giants) July 4, 2022
出身地 | アメリカ合衆国 |
生年月日 | 1991年5月9日(31歳) |
身長 / 体重 | 185cm / 95kg |
ポジション | 投手 |
投球打席 | 左投げ左打ち |
経歴 | ナショナルズ→タイガース→ブレーブス→エンゼルス→タイガース→巨人 |
2009年のMLBドラフトでオークランド・アスレチックスから7位指名を受けて入団してプロ入りしています。
そこから暫くマイナーでプレーした後、2013年にナショナルズでメジャー初昇格を果たしています。
この年は32試合に登板して計27.1回を投げて防御率は3.95でした。
2016年にはブレーブスで全試合中継ぎとして登板し、63試合に登板して2勝10ホールド、51イニングを投げて56奪三振、防御率3.18という最高のシーズンを過ごしました。
しかしその後18年〜20年の3年間はメジャーでたった1試合にしか登板できず、マイナーでも好成績を残す事ができませんでした。
21年にタイガースで3シーズンぶりにメジャー登板を果たし、18試合に登板しています。
22年はここまでメジャーの登板は無く、主にマイナーで投げていました。
コナー・メネズの通算成績について
・2022年マイナー成績
試合 | 勝 | 負 | イニング | 奪三振 | 与四死球 | 防御率 |
24 | 1 | 1 | 25.1 | 33 | 20 | 7.46 |
K/9 | BB/9 | WHIP | ||||
11.72 | 6.38 | 1.89 |
・メジャー通算成績
試合 | 勝 | 負 | イニング | 奪三振 | 与四死球 | 防御率 |
243 | 8 | 6 | 208.2 | 196 | 92 | 4.49 |
K/9 | BB/9 | WHIP | ||||
8.45 | 3.49 | 1.49 |
・マイナー通算成績
試合 | 勝 | 負 | イニング | 奪三振 | 与四死球 | 防御率 |
276 | 23 | 23 | 484.1 | 493 | 188 | 3.62 |
K/9 | BB/9 | WHIP | ||||
9.16 | 3.90 | 1.28 |
・AAA通算成績
試合 | 勝 | 負 | イニング | 奪三振 | 与四死球 | 防御率 |
187 | 11 | 9 | 208.2 | 248 | 112 | 3.92 |
K/9 | BB/9 | WHIP | ||||
10.69 | 4.31 | 1.50 |
「イアン・クロールの球種は?最高球速はどれくらい?過去成績も調査」まとめ
いかがだったでしょうか。
今回は「イアン・クロールの球種は?最高球速はどれくらい?過去成績も調査」について取り上げました。
まとめますと・・・
まとめ
- 巨人がイアン・クロール選手を獲得した。
- アメリカ出身で左投げ左打ち。
- ストレートの最速は157km/h。
- 変化球の持ち球は「スライダー・カーブ・チェンジアップ・ツーシーム・カットボール」
- 1番の武器はスライダーだが、一番多く三振をとっているのはストレート。
- コントロールは数字上あまり良くない。
という事でした。
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