2022年プロ野球新外国人選手情報です。
埼玉西武ライオンズがテーラー・ジョーンズ選手を獲得する為の調査を行っている事がニュースになりました。
西武は既存の外国人選手が全員退団するという事で、一新ですね。
ジョーンズ選手の他に、野手のブライアン・オグレイディ選手も獲得するのではないかという情報も出ています。
関連記事:ブライアン・オグレイディの打撃や守備の特徴は?過去成績も気になる!
そこでここではまだ正式に獲得が決まったわけではないですが、ジョーンズ選手とはどういった特徴のある選手なのか、打撃や守備の特徴について、記事後半では通算の成績についてもご紹介していきます。
ジョーンズ選手のプレー動画がなかなか見つけられなかったのですが、めちゃくちゃ大型の選手ですよね、
上記の動画を見ていると、ピンポン球のようにボールを飛ばしている感じがします`‐ω‐´)
マイナーでは引っ張りの打球が多かったのですが、メジャーの試合になるとセンタや逆方向への打球がマイナーの時よりもパーセンテージが増えています。
なのでやろうと思えば広角に打つことが出来るみたいですね。
今シーズンのメジャーでの平均打球速度が90.8マイル(146km/h)
最高球速が114.2マイル(183.7km/h)と言う事で、打球速度はかなり速いです。
大谷翔平選手が平均93.8マイル(150.9km/h)、最高速度が119マイル(191.5km/h)でしたので、それよりかは少し劣りますが、それでもですよねヽ(`・ω・´)ノ
どちらかと言うと打球を打ち上げる事が多く、その分長打を狙っているとも言えるでしょう。
メジャーでの試合ではゴロの確率が一番高かったので、ゴロに打ち取られている事が多かったようです。
選球眼がどれくらい優れているかを見る「BB/K」という指標があるのですが、
ジョーンズ選手のBB/Kは下記の通りです。
マイナーではなかなか良い数字なんですが、メジャーになるとかなり数字を落としています。
メジャーの場合は試合出場数が少ないので、1シーズンフルで出場した場合だともう少し変わると思うのですが、それにしても0.1台ですからね。
かなりの三振を喫する可能性がありそうです。
ただマイナーでは四球を数多く選んでいるので、もともとの選球眼の良さと言うのは持っているとは思います。
マイナーで100試合以上出場したシーズンのIsoPは下記の通りです。
年代 | 試合数 | 打数 | IsoP |
2017年 | 105 | 365 | .100 |
2018年 | 123 | 452 | .199 |
2019年 | 125 | 447 | .210 |
野手の純粋な長打力を測る指標のIsoPですが、すごく優秀な年と平均的な年、やや問題な年とあってややこしいですが、それでも特に2019年は優秀ですねヽ(`・ω・´)ノ
因みにメジャーでの試合出場の経験がある2020年と21年のIsoPは以下の通りです。
このようになっています。
数字上では良い成績が残っているのですが、もともとメジャーでの試合出場数が少ないのでこの数字を完全に信用して良いわけではないですが。
因みにIsoPは・・・
という評価のようです。
次は守備について見ていきます。
ジョーンズ選手の主な守備位置は「ファースト」と思われます。
マイナーではサードを守っていたこともありましたが、基本的にはファーストを守ります。
またサブポジションとしてレフトも守る事ができます。
ジョーンズ選手のファーストの守備範囲は平均的です。
これも指標でRngRという守備範囲の指標があるのですが、2020年のメジャーでのファーストのRngRは0.4、2021年は0.0でした。
この数字がマイナスだと問題なのですが、ジョーンズ選手はギリギリマイナスにはなっていませんね。
と言っても0.4と0.0ですのでほぼ平均的と見て良いでしょう。
同じ守備機会を同じ守備位置の平均的な野手が守る場合に比べて、どれだけ失点を防いだかを表す守備の評価指標であるUZRを見るとレフトが一番良い数字となっています。
これもメジャーの成績なので試合数が少ないと言う点を考慮する必要がありますが、レフトのUZRは2021年で2.1と+数値になっています。
ちなみにファーストでは2020年の-0.3、2021年に0.2でした。
UZRで見ると、ファーストよりもレフトを守らせた方が良いと言う事になりますね。
まあそこまで数字に大きな差がないので必ずしもレフトが良いと断言まではできませんが。
次に走塁や盗塁についてです。
マイナーも含めてキャリアの中で盗塁の数は1個だけでした。
なので足の速さは期待できないと見て良いでしょう。
マイナーで着実に力をつけていき、20本塁打も達成して、2020年、21年と2年連続でメジャーの試合に出場していると言うこともあって、今伸び盛りの選手と言えるのではないでしょうか。
日本で活躍できるかどうかは未知数ですが、これまた楽しみな選手だなと感じます。
気になる点とすればやはり選球眼ですね、日本の投手のボールにどれだけ対応できるか、ボール球を我慢できるかどうかにかかってくるかと思います。
出身地 | アメリカ合衆国 |
生年月日 | 1993年12月6日(27歳) |
身長 / 体重 | 200cm / 104kg |
ポジション | ファースト(サード・レフト) |
投球打席 | 右投げ右打ち |
経歴 | アストロズ |
2016年MLBドラフト19位指名を受けてアストロズと契約してプロ入りします。
そこからしばらくマイナーでプレーし、2020年7月にメジャー初昇格を果たしました。
この年はメジャーで7試合に出場し、1本塁打をマークしています。
2021年も少ない試合数ではありますがメジャーの試合に35試合に出場し、通算で42試合に出場し3本塁打を記録しています。
・2021年メジャー成績
試合 | 打数 | 安打 | 本塁打 | 打点 | 四死球 | 打率 |
35 | 102 | 25 | 2 | 16 | 4 | .245 |
出塁率 | 長打率 | 盗塁 | OPS | |||
.269 | .402 | 0 | .670 |
・2021年マイナー成績
試合 | 打数 | 安打 | 本塁打 | 打点 | 四死球 | 打率 |
48 | 178 | 59 | 10 | 44 | 31 | .331 |
出塁率 | 長打率 | 盗塁 | OPS | |||
.425 | .584 | 0 | 1.009 |
・メジャー通算成績
試合 | 打数 | 安打 | 本塁打 | 打点 | 四死球 | 打率 |
42 | 123 | 29 | 3 | 19 | 5 | .236 |
出塁率 | 長打率 | 盗塁 | OPS | |||
.262 | .398 | 0 | .660 |
・マイナー通算成績
試合 | 打数 | 安打 | 本塁打 | 打点 | 四死球 | 打率 |
471 | 1696 | 451 | 65 | 291 | 270 | .266 |
出塁率 | 長打率 | 盗塁 | OPS | |||
.362 | .446 | 1 | .808 |
いかがだったでしょうか。
今回は「テーラー・ジョーンズの打撃や守備の特徴は?過去成績も調査!」について取り上げました。
まとめますと・・・
まとめ
という事でした。
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