佐藤輝明の弱点や苦手コースってあるの?オープン戦の打席結果から調べてみた

阪神タイガース所属の佐藤輝明選手について取り上げます。

 

2020年のドラフト1ルーキーでここまでオープン戦でホームラン6本を打っており、今最も注目度の高いルーキーとなっていますね。

 

本日の試合でも第1打席で今井投手からホームランを放っており、これが第6号となっています。

 

 

このホームランで3試合連続安打、3試合連続本塁打と好調さをキープしています。

これで49年ぶりとなるオープン戦新人新記録も新たに樹立しましたよね。

 

あまりにも打ちすぎていて阪神ファンの方の中でも「シーズン入ったらピタリと止まりそうで怖い」と逆に不安に感じる方も多くいらっしゃいます。

 

 

確かにこの気持ちはすっごい分かりますね。

今はオープン戦なのではっきり言ってしまえば結果が出ることに意味はあまりありません。

ただ個人的に思っているのは、オープン戦で打ちまくっていてシーズン開幕と同時に当たりがピタリと止まってしまうのは技術云々ではなく精神的なものだと思っているので、そういう点で考えると佐藤選手はルーキーなんですが物凄く落ち着いていて、緊張したりすることは滅多にないんじゃないかなと思うんですよね。

 

打球を飛ばすパワーと技術は今の時点でも十分にあると思うので、あとはプロの試合に慣れていき、1シーズンを戦える体力をつけることが出来ればすぐにでも一流の選手になれる気がします。

 

 

それにしても佐藤選手って「弱点なコースとかあるのかな?」と見ていて感じました。

何だか穴の無さそうな選手だなと思っていたのですが、どこか打てないコース・苦手としているコースやボールはあるのかな?と疑問に思いましたので、ここ数試合のオープン戦の結果を見て、佐藤選手の弱点・苦手としているコースはどこなのか自分なりに調べてみました。

 

 

佐藤輝明の弱点・苦手なコースはどこ?

 

過去5試合の佐藤選手の打席結果(安打になっていない打席)を見て何か共通点がないか個人的に調べて見ました。

 

3月12日(金) 2打席目(3回裏) 左飛 真ん中のカットボール
3打席目(5回裏) 一ゴロ 真ん中のカーブ
3月13日(土) 2打席目(4回裏) 見三振 真ん中ストレート
3打席目(6回裏) 空三振 真ん中高めストレート
4打席目(8回裏) 中フライ 外角高めストレート(釣り球)
3月14日(日) 1打席目(2回裏) 左フライ 真ん中低めストレート
3月16日(火) 1打席目(2回表) 中フライ 内角低めのストレート
2打席目(3回表) 空三振 真ん中内角のカーブ
5打席目(7回表) 空三振 真ん中高めストレート(釣り球)
3月17日(水) 2打席目(4回表) 二ゴロ 真ん中シンカー
3打席目(6回表) 二ゴロ 真ん中低めのスライダー
4打席目(8回表) 左飛 外角低めのフォーク

 

まあこれだけの少ないデータで弱点を見つける事自体おかしな話なんですがね笑

これだけを見ていると「低めのコース」が若干苦手なのかもしれませんね。

 

ちなみにボール球を振って凡打或いは三振したケースはこの5試合でほとんどありません。(釣り球と書いてある打席にボール球を振っています。)

 

高めのゾーンでも凡打になっていることがありますが、打ち損じていたりしている事が殆どで、「苦手としているな」という印象は全くありません。

むしろ高めのコースで本塁打や安打を量産しているので「得意なコース」と言えるんじゃないでしょうか。

身長が187cmと高いですので低めのボールを苦手にしているかもしれませんね。

 

本日西武ライオンズとの試合でも井上投手の真ん中低めのスライダー、宮川投手の外角低めのフォークに凡退しているところを見ると低めの変化球系のボールはあまり得意にしていないかもしれません。

ちなみにここまで6本のホームランを打っていますが、全てストレート系のボールをホームランにしており、変化球をホームランにしたことはありません。

今後、変化球のボールをホームランにできるかどうかも注目ですね。

 

 

ということで、佐藤選手の弱点は今の所「低めのコースと低めの変化球」なんじゃないかというのが結論になります(個人的な見解です)

まあまだオープン戦も残っていますし、これからその低めのコースのボールを捌くシーンがあるかもしれません。

ほんと対応力に関しては野球素人の筆者から見ても「凄いな〜」と感心するほどですので、弱点が露呈しても難なく解決しそうな気がしてなりません笑

 

いずれにしろこれからも佐藤選手の打席は要注目ですね。

 

四球が選べない

 

余談ですが佐藤選手の特徴として、四球が選べないという点があります。

ここまでオープン戦で37打席で四球はたった1個だけです。

まあ近年のプロ野球の若手選手に多いんですけどね、四球を選べなくて出塁率が打率とほぼ変わらない選手。

 

 

今は佐藤選手は打ちまくっていて打率が.361あるので目立たないですが、これが打てなくなって来たときになって初めて「四球が選べない」という点が目立って来ます。

佐藤選手は超一流の選手になるためには四球を選んで出塁率をあげることも必要になってくるのかなと個人的に思います。

 

「佐藤輝明の弱点や苦手コースってあるの?オープン戦の打席結果から調べてみた」まとめ

 

いかがだったでしょうか。

今回は「佐藤輝明の弱点や苦手コースってあるの?オープン戦の打席結果から調べてみた」について取り上げました。