2022年度プロ野球の新外国人選手情報です。
阪神が2022年新外国人選手として、カイル・ケラー投手を獲得調査しているというニュースが出ました。
阪神はスアレス選手がメジャー移籍する事が濃厚という事で、新たな守護神候補としてケラー選手を調査しているとの事です。
・12月11日追記
阪神が正式にケラー選手と契約を結んだ事が明らかになりました。
契約年数 | 1年契約 |
年俸 | 1.25億円 |
背番号 | 42 |
これで、阪神の新外国人選手獲得は2人目になりますね!
ちなみに1人目は同じく投手のアーロン・ウィルカーソン選手です。
関連記事:ウィルカーソン選手の球速や変化球・コントロール・過去成績はこちら!
そこでここでは、カイル・ケラー選手とはどういった特徴のある選手なのか、球速や球種・コントロールなどの特徴について、後半では過去成績についてご紹介していきます。
メジャーでのストレートの最速は97.9マイル(157.5km/h)です。
これは2021年メジャーでの試合で計測したものです。
またストレートの平均球速は94.7マイル(152.4km/h)となっています。
メジャーでは44試合全てで中継ぎでの登板でした。
常時150kmを超えるストレートを投げることが出来ます。
メジャーでのストレートの被打率は下記の通りです。
年代 | 被打率 |
2019年 | .185(27打数5安打) |
2020年 | .250(4打数1安打) |
2021年 | .244(78打14安打) |
合計 | .229(109打数25安打) |
トータルで見るとストレートの被打率は悪くないですね。
また後で紹介していますが、変化球をそれほど多く持っていないので、このストレートが1番の武器なはずですから、本人の自信を持っている事でしょう。
ちなみにストレートのK%(三振を奪う確率)は・・・
となっており、ストレートでも数多くの三振を奪う事が出来ると言えるでしょう。
変化球の持ち球は、カーブ・チェンジアップです。
それぞれのメジャーでの通算の被打率は下記の通りです。
この様になっており、カーブの被打率がかなり低い数字になっています。
このカーブもストレートと同様にケラー選手自身、相当自信を持っている球種と言えます。
このカーブでも三振を多く奪う事ができており、K%は下記の通りです。
この様になっており、ストレートとカーブ、どちらとも三振を奪う事ができるということになりますね。
そして、チェンジアップに関してはメジャーの試合では殆ど使ってこなかったんですね。
あくまでもメジャーの試合では使わなかっただけで、マイナーの試合ではどうだったかは分かっていません。
なのでこのチェンジアップは「投げれるだけ」なのか、「敢えてメジャーでは使わなかっただけで武器になる」ものなのかは今の所分かっていません。
仮に「投げられるだけ」だったとすれば、ストレートとカーブだけということになり、少し不安になるかもしれませんが、ストレートとカーブの被打率が悪い数字ではないので、案外この2球種だけでも通用するのかもしれません。
という事で、コントロールが良いのか悪いのかよく分からないですね、数字上は。
明らかなのは、メジャーの試合では四球を多く出してしまっていて、マイナーの試合だと然程四球は出さないという点でしょうか。
色々なことが考えられますよね・・・例えば審判との相性が合わなくてストライクをなかなか取ってもらえなかったり、メジャーの試合ということでメンタル面で少しやられてしまって制球が定まらないとか。。。
邪推かもしれませんが、どうしてもメンタル面で少し課題があるのかなという風に感じられます、数字上では。
このタイプは間違いなくコントロールが安定するかどうかだと思いますね。
現段階ではコントロールが良いのか悪いのかは良く分かりません。
メジャーでは多くの四球を出していますが、マイナーだとそんなに目立たないので、どうしてもメンタル面で制球力を落としているのかと思われます。
阪神の場合はスアレス選手の穴埋めとしてどうしてもハードルが高くなってしまうので多少気の毒ではありますね(´-ω-`)
ですがストレートの力強さと、カーブで緩急をつけるピッチングが出来るという点がありますので、コントロールさえ何とかなれば抑えとしてある程度機能するのではないでしょうか。
後ほど過去成績でもご紹介しますが、ケラー選手はマイナーでは奪三振率がかなり高いです。
特に今シーズンのマイナーでは18.1回を投げて奪った三振が31個、四球率=15.22と驚異的な数字を残しています。
投球イニングが少ないとは言え立派な数字だと思いますね。
ここまでの数字ではないですが、メジャーでも投球回以上の三振を奪うことが出来ており、三振を多く取れる選手であるという事が分かります。
まさに守護神にとって必要不可欠な能力を持っているのがケラー選手の特徴と言えるでしょう。
出身地 | アメリカ合衆国 |
生年月日 | 1993年4月28日(28歳) |
身長 / 体重 | 193cm / 92kg |
ポジション | 投手 |
投球打席 | 右投げ右打ち |
経歴 | マーリンズ→エンゼルス→パイレーツ |
2015年6月のアマチュアドラフト18位指名を受けてマイアミ・マーリンズと契約してプロ入りしています。
その後しばらくはマイナーでプレーし、2019年8月にメジャー初昇格を果たします。
2021年にはメジャーで32試合に登板しています。
・2021年メジャー
試合 | 勝 | 負 | イニング | 奪三振 | 与四死球 | 防御率 |
32 | 1 | 1 | 33.1 | 36 | 27 | 6.48 |
K/9 | BB/9 | WHIP | ||||
9.72 | 5.94 | 1.56 |
・2021年マイナー成績
試合 | 勝 | 負 | イニング | 奪三振 | 与四死球 | 防御率 |
13 | 2 | 0 | 18.1 | 31 | 4 | 1.96 |
K/9 | BB/9 | WHIP | ||||
15.22 | 1.48 | 0.87 |
・メジャー通算成績
試合 | 勝 | 負 | イニング | 奪三振 | 与四死球 | 防御率 |
44 | 1 | 1 | 46.1 | 48 | 39 | 5.83 |
K/9 | BB/9 | WHIP | ||||
9.32 | 6.22 | 1.51 |
・マイナー通算成績
試合 | 勝 | 負 | イニング | 奪三振 | 与四死球 | 防御率 |
178 | 11 | 12 | 268 | 363 | 110 | 3.42 |
K/9 | BB/9 | WHIP | ||||
12.19 | 3.22 | 1.16 |
・AAA通算成績
試合 | 勝 | 負 | イニング | 奪三振 | 与四死球 | 防御率 |
55 | 4 | 3 | 79 | 114 | 27 | 3.65 |
K/9 | BB/9 | WHIP | ||||
12.99 | 2.96 | 1.10 |
いかがだったでしょうか。
今回は「カイル・ケラーの球速や球種・コントロールの特徴は?過去成績も気になる!」について取り上げました。
まとめますと・・・
まとめ
という事でした。
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