ジェシー・ビドルの球速や球種・コントロールの特徴は？過去成績も調査

2022年度プロ野球の新外国人選手情報です。

オリックスが新外国人選手としてジェシー・ビドル選手を獲得した事が明らかになりました。

12月17日にビドル選手を含めた合計3名の新外国人選手の獲得の発表がありました。

後の2人は下記の通りです。

そこでここでは、ジェシー・ビドル選手とはどういった特徴のある選手なのか、球速や球種・コントロールなどの特徴について、後半では過去成績についてご紹介していきます。

ジェシー・ビドルの球速や球種・コントロールなどの特徴について

メジャーでのストレートの最速は97.3マイル（156.5km/h）です。

これは2018年メジャーでの試合で計測したものです。

またストレートの平均球速は94.3マイル（151.7km/h）となっています。

左投げですが常時150kmを超えるストレートを投げる事ができます。

メジャーでのストレートの被打率は下記の通りです。

メジャー初出場の年はそこそこ抑えていたのですが、19年以降は攻略されている感じがありますね。

トータルで見ても被打率が.300を超えています。

変化球の持ち球は、スライダー・カットボール・カーブ・チェンジアップ・ツーシームです。

それぞれのメジャーでの通算の被打率は下記の通りです。

この様になっており、主に使用しているのはスライダーとカーブのみになります。

カットボールとチェンジアップはメジャー通算でのたった2,3球しか投げていません。

全く勝負球としても使用していないのでこの2球種は投げないと見て良いでしょう。

なので実質はストレートとスライダーとカーブの3球種で勝負するという事ですね。

スライダーとカーブは被打率も高くありませんし、三振も多く奪えています。

それぞれ通算で、スライダーは37奪三振・カーブは49奪三振と三振の取れる球種となっています。

このスライダーの平均球速が139km/hと速いスライダーで鋭く曲がり落ちていくので、右バッターはかなり苦労しそうです。

カーブもかなり変化量が大きいように感じますね。

という事で、コントロールは悪いですね、数字上は。

フォアボールで自滅するタイプっぽいですね。

左投げで常時150kmを超えるストレートと、被打率が低く奪三振率の高いスライダーとカーブがあるという事で、かなり良さそうな感じはしますが、問題はやはりコントロールでしょうね。

コントロールに苦しむタイプっぽいので、日本人野手の選球眼の良さはかなりのものがありますから、

四球で崩れてしまわないか非常に心配です。

ただスライダーやカーブのキレはかなり良さそうなので、三振を多く奪えればコントロールの悪さをカバーできるかもしれません。

出身地	アメリカ合衆国
生年月日	1991年10月22日（30歳）
身長　/ 体重	195cm / 99kg
ポジション	投手
投球打席	左投げ左打ち
経歴	フィリーズ→ブレーブス→マリナーズ→レンジャーズ→レッズ→ブレーブス