2022年プロ野球新外国人選手情報です。
まだどこの球団かは判明していませんが、クリス・ギッテンズ選手がNPB入りする事が報道されました。
・12月1日追記
楽天がギッテンズ選手の獲得に動いている事がわかりました。
そこでここではまだ正式に獲得が決まったわけではないですが、クリス・ギッテンズ選手とはどういった特徴のある選手なのか、打撃や守備の特徴について、記事後半では通算の成績についてもご紹介していきます。
大きな体から痛烈な打球を放てるパワーヒッターです。
右方向にもかなり距離が出ていますので、日本でもホームランを量産できるほどのパワーを持っていると言えるでしょう。
基本的には引っ張りの打球が多いのですが、センターや右方向にも打球を飛ばす事ができます。
特に今年はメジャーでセンター方向への打球が44%を占めました。
ただ引っ張り一辺倒ではなく、広角に打ち分ける事ができるのが特徴です。
今シーズンのメジャーでの平均打球速度が86.3マイル(138.8km/h)
最高打球速度が118マイル(189.9km/h)と言う事で、打球速度はかなり速いです。
大谷翔平選手が平均93.8マイル(150.9km/h)、最高速度が119マイル(191.5km/h)でしたので、それよりかは少し劣りますが、それでもですよねヽ(`・ω・´)ノ
最高打球速度に関しては大谷選手と並ぶほどの記録です。
もう一つの特徴として、ギッテンズ選手の放つ打球はゴロが多いです。
これもマイナーでプレーしていた時から続いており、 今シーズンのメジャーでも ゴロの確率は58%を示していました。
ゴロの打球が多いということはボールの上っ面を叩いてるという事なので、 ボールへのアジャスト能力に少し難点があるのかもしれません。
日本人投手はボールを低めに集める技術が高いので、もしかしたらこの頃の確率はさらに上がるかもしれませんね。
選球眼がどれくらい優れているかを見る「BB/K」という指標があるのですが、
ジョーンズ選手のBB/Kは下記の通りです。
という事で、そんなに良くは無い数字の様に思えますね。
ギッテンズ選手のIsoPは、2021年に限りマイナーで.300以上をマークしています。
2021年はAAとAAAの2リーグでプレーしていましたが、どちらもIsoPは.300越えでした。
と言ってもAAでは2試合にしか出場していませんでしたので、ほとんど参考になりません。
ですがAAAでは45試合に出場して.342という数字でした。
しかしそれ以外の年ではマイナーでも.200を超えないシーズンが多く、今年のメジャーでは.083という数字でした。
なので総合的に見るとIsoPは低いと言えると思います。
ちなみにIsoPとは長打率から打率を引いたもので、長打率だけだと本当に長打力がある選手なのかどうか判断できない為に作られた指標です。
因みにIsoPは・・・
という評価のようです。
次は守備について見ていきます。
ギッテンズ選手の主な守備位置は「ファースト」です。
それ以外のポジションを守れるのかどうかについては不明です。
ギッテンズ選手のファーストの守備範囲は平均的です。
これも指標でRngRという守備範囲の指標があるのですが、2021年のメジャーでのファーストのRngRは0.4でした。
この数字がマイナスだと問題なのですが、ギッテンズ選手はギリギリマイナスにはなっていませんね。
同じ守備機会を同じ守備位置の平均的な野手が守る場合に比べて、どれだけ失点を防いだかを表す守備の評価指標であるUZRを見るとレフトが一番良い数字となっています。
これもメジャーの成績なので試合数が少ないと言う点を考慮する必要がありますが、2021年メジャーでのファーストのUZRが0.9と+数値になっています。
次に走塁や盗塁についてです。
マイナーでは通算の盗塁が7個で、メジャーではまだ盗塁は記録されていません。
なので足の速さに関してはあまり期待できないでしょう。
パワーヒッターであることは間違いないのですが、やはりゴロが多いという点が日本でプレーするときにどの様に影響してくるかだと思います。
パワーがあって逆方向にも長打が出るし、選球眼もめちゃくちゃ悪いわけではないので期待してしまいますが、個人的にはやはりゴロが多いという点が気になります。
そこさえ何とかなれば凄まじい成績を残しそうな期待感も同時に持てる選手だと思いますね。
まだどこの球団に行くかはわかっていないですが、今後の活躍に注目して行きたいですねヽ(`・ω・´)ノ
出身地 | アメリカ合衆国 |
生年月日 | 1994年2月4日(27歳) |
身長 / 体重 | 193cm / 113kg |
ポジション | ファースト |
投球打席 | 右投げ右打ち |
経歴 | ヤンキース |
2014年MLBドラフト12位指名を受けてニューヨーク・ヤンキースと契約してプロ入りします。
そこからしばらくマイナーでプレーし、2021年6月にメジャー初昇格を果たしました。
この年はメジャーで16試合に出場し、1本塁打をマークしています。
・2021年メジャー成績
試合 | 打数 | 安打 | 本塁打 | 打点 | 四死球 | 打率 |
16 | 36 | 4 | 1 | 5 | 7 | .111 |
出塁率 | 長打率 | 盗塁 | OPS | |||
.250 | .194 | 0 | .444 |
・2021年マイナー成績(AAの成績も含む)
試合 | 打数 | 安打 | 本塁打 | 打点 | 四死球 | 打率 |
47 | 154 | 47 | 15 | 47 | 38 | .305 |
出塁率 | 長打率 | 盗塁 | OPS | |||
.368 | .565 | 0 | .933 |
・メジャー通算成績
試合 | 打数 | 安打 | 本塁打 | 打点 | 四死球 | 打率 |
16 | 36 | 4 | 1 | 5 | 7 | .111 |
出塁率 | 長打率 | 盗塁 | OPS | |||
.250 | .194 | 0 | .444 |
・マイナー通算成績
試合 | 打数 | 安打 | 本塁打 | 打点 | 四死球 | 打率 |
456 | 1553 | 417 | 86 | 299 | 280 | .269 |
出塁率 | 長打率 | 盗塁 | OPS | |||
.378 | .489 | 7 | .867 |
いかがだったでしょうか。
今回は「クリス・ギッテンズの打撃や守備の特徴は?過去成績も気になる!」について取り上げました。
まとめますと・・・
まとめ
という事でした。
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