今シーズンから巨人でプレーし、3月31日に支配下登録されたナティーノ・ディプラン選手について取り上げます。
この2日前にディプラン選手の今シーズンの支配下登録は見送り濃厚と言う記事があったのですが、
ここにきて急展開!ギリギリの期日で支配下登録を勝ち取った形となりました。
巨人育成ディプラン、今季の支配下登録は見送り濃厚
#npb #kyojin #giants #巨人 #ナティーノ・ディプラン https://t.co/UiSOuLSVXK— 日刊スポーツ (@nikkansports) March 28, 2020
背番号 | 「96」 |
契約年数 | ーーー |
年俸 | 500万円 |
そこでここではディプラン選手の
・プロフィール
・球速や球種・コントロールなどの特徴
・マイナーの過去成績について
こちらについてご紹介していきます。
ナティーノ・ディプランのちょっとしたプロフィール
出身地 | ドミニカ共和国 |
生年月日 | 1993年12月30日(26歳) |
身長 / 体重 | 190cm / 81kg |
ポジション | 投手 |
投球打席 | 右投げ右打ち |
経歴 | 米マイナーリーグ→巨人 |
2013年にアメリカのブルワーズの傘下に所属し、巨人と契約するまでずっとマイナーでプレーしていました。
2019年12月に日本の巨人と育成契約を結びます。
そして本日3月31日に支配下登録されました。
マイナー通算成績(2013年〜2019年)
登板 | 勝 | 負 | イニング | 奪三振 | 四死球 | 防御率 |
146 | 8 | 30 | 379.2 | 306 | 249 | 5.83 |
イニング数に対してかなり四死球を出してしまっているのが気になりますね。
調べてみるとこの内49個がデットボールとなっていて、2016年には合計で13個のデッドボールを与えてしまっています。(´-ω-`)
・2020年2軍成績(8月25日現在)
登板 | 勝 | 負 | イニング | 奪三振 | 四死球 | 防御率 |
3 | 0 | 2 | 17 | 10 | 10 | 2.12 |
ナティーノ・ディプランの球速や球種の特徴について
ディプラン選手の球速や球種・コントロールなどの特徴についてご紹介します。
ナティーノ・ディプラン:3月15日、対西武二軍。5回を投げて4奪三振をマークしたハイライト pic.twitter.com/kEbqDb9QCW
— akasen (@aka5en) March 15, 2020
球速
ストレートの最速は現在調査中です。
ですが3月8日に行われた阪神とのオープン戦に先発登板した時は、ストレートの最速が151kmをマークしていました。
この時期に150kmを超えるストレートを投げれると言うことなので、シーズンに入ればもっと数字は出ると予測されます。
そう考えると155km前後が最速なのではないでしょうか。
※こちらに関しては情報入り次第追記します。
またツーシームも投げる事ができ、右バッターにはゴロを打たせる事ができますので右バッター対してはある程度抑える事ができるのではないでしょうか。
ディプラン、動くボール pic.twitter.com/9UKQNEhGU2
— akasen (@aka5en) March 15, 2020
ディプランの151km/hのツーシーム。これで本人はまだ不本意な変化というから完成形がどれほどか気になる pic.twitter.com/OKwmCupHNH
— akasen (@aka5en) June 10, 2020
球種
変化球はスライダー・カーブ・チェンジアップを投げます。
恐らくスライダーが一番の武器だと思います。
オープン戦の登板ではカーブも有効に使っており、緩急をつけるピッチングも見せていました。
それぞれの球種がどれくらいの精度なのかについては現在調査中ですのでしばらくお待ちください。
コントロール
マイナー通算では379.2イニングを投げて与えた四球が200個(四球率=4.74)
NPBでも2軍で17イニングを投げて与えた四球が9個(四球率=4.76)
という感じでコントロールは悪いですかね。
先ほども紹介したのですが、マイナーではこれプラス49個のデッドボールも別で与えていますので、投球はかなり荒れるのが特徴だと言う事がわかります。
デッドボールが多いのは恐らくツーシームが投げれるからでしょうね。
このツーシームが上手いこと制球できずに右バッターに当ててしまっているのではないでしょうか。
日本で成功する為にはある程度制球力も向上させていかなければいけませんので、開幕が延期になっているこの時期に少しでもツーシームの制球力を上げていけるように頑張っていただきたいですね`‐ω‐´)
コントロールの向上と対左バッターへの対応策が鍵
これからディプラン選手が活躍する為には、コントロールの向上と対左バッターへの対応策が鍵になると個人的に考えます。
コントロールに関してですが、ツーシームは非常に武器になりますのでこれでゴロを打たせれるように制球力を上げていきたいですね。
デッドボールが多いのはこれが制球できていないからだと個人的に考えています。
またディプラン選手は3月8日に登板した阪神とのオープン戦で被安打7だったのですが、これが全て左バッターに打たれています。
何か左バッターは打ちやすい投球フォームの癖などがあるのでしょうか。
先発として起用されるとすれば左バッターへの対応策も考えていかなければいけないと思います。
フォームを弄ると言うのはハイリスクではありますが、開幕まで時間がありますので少しお試しでやってみるのも良いのかなと思いました。
まとめ&その他にも・・・
いかがだったでしょうか。
今回は巨人の新外国人、ナティーノ・ディプラン選手について取り上げました。
まとめますと・・・
- メジャー登板経験は無し。
- マイナー通算146試合に登板。
- ストレートの最速は現在調査中(3月8日のオープン戦では最速151kmを計測した)
- ツーシームを投げる事ができ、右バッター対してゴロを打たせる事ができる。
- 変化球はスライダー・カーブ・チェンジアップ。
- コントロールは悪い。
と言うことでした。
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