シェーン・バズってどんな選手なの?球速や球種・過去成績を調査!

アメリカマイナーリーガーのシェーン・バズ選手について取り上げます。

 

本日8月2日19時より東京オリンピック2020野球日本対アメリカの試合がありますね。

そこで先発登板するアメリカのシェーン・バズ選手についてです。

 

 

シェーン・バズ選手はどのような選手なのでしょうか。

球速や球種・過去成績について調べましたのでご紹介していきます。

 

 

シェーン・バズの球速や球種・過去成績について

 

球速

 

ストレートの最速については詳しくはわかっていませんが、すでに出回っているTwitterやYouTubeの動画を見ていると99マイル(159.3km)を計測しているのがありましたね。

 

 

もう160km出てると言っても良いくらいですよね。

しかも上記の動画では左バッターのインコース低めいっぱいのコースに決まっていますね。

これはえげつないボールです`‐ω‐´)

 

もしかしたら過去に100マイルを記録したことがあるのかもしれませんが、少なくともこの動画だけで99マイルを記録するストレートを投げることが分かりましたね。

 

球種

 

これも上記の動画からになりますが、カットボール・チェンジアップ・(カーブ?)を投げます。

 

 

この動画の2球目(1球目もかな?)がチェンジアップだと思うのですが、ストンと落ちていますね。

ストレートがマックスで160km近く出るので、この84マイル(135km)のチェンジアップはかなりの緩急がついている感じですね。

 

さらにこの動画の3球目は74マイルと表示されていたのですが、カーブでしょうか?

さらに緩いボールも投げているみたいですが、バズ選手にとってどれほど武器にしている球種なのかは分かりませんでした。

今日の日本戦でも使ってくるかどうか注目ですね。

 

コントロール

 

コントロールは前まではかなり悪かったのですが、今シーズンのマイナーでは結構改善されてきています。

 

バズ選手は2017年からキャリアをスタートさせていますが、

17年〜19年までは非常に四球が多く、BB/9の数字が7点台を記録したシーズンもありました。

 

年代 クラス イニング 四球 BB/9
2017年 AAA 23.2 14 5.32
2018年 AAA 52.1 29 4.98
2019年 AA 81.1 37 4.09
2021年 AA 32.2 2 0.55
AAA 23 8 3.13

 

2018年のシーズン途中にパイレーツからレイズに移籍したのですが、移籍した際に7イニングを投げて四球6という成績でBB/9が7.71でした。(2018年はパイレーツとレイズの成績を合算しています)

 

しかし今シーズンのBB/9は改善されており、

AAクラスとは言え、30イニング以上投げて与えた四球が2個だけというのは凄いです。

それまでのシーズンと比べると劇的に改善されていますね。

 

まあでもAAAでは3点台と悪化してはいますが・・・。

 

ですのでトータルで見るとまだまだ制球力はないと言えるでしょう。

しかし今シーズンは改善が見られますし、先ほどの動画のように素晴らしいコースにスバっと決まるボールもあるということですね。

 

三振率が高い

 

バズ選手の特徴として、三振を多く奪えるというのがあります。

 

今シーズンのAAAでは23イニングを投げて奪った三振が33個(K/9が12.91

AAでは32.2イニングを投げて奪った三振が49個(K/9が13.50

となっており、先発投手としてこれだけの奪三振率を誇るのはそうそうないと思いますね。

 

やはり160km近いストレートとチェンジアップやカーブを使って緩急をつけるので、バッターからすれば真っ直ぐか変化球かある程度賭けて行かないといけませんからね。

 

WHIP数値もほぼエース級

 

WHIPとは投手が1投球回あたり何人の走者を出したかを表す数値です。

 

バズ選手のここまでの通算のWHIPは1.27でした。

要するに1イニングを投げて1.27人の走者を出すということになります。

 

このWHIPは1.00未満で「球界を代表するエース」と評価され、1.20未満で「エース級」と評価されます。

バズ選手はマイナーとは言え、ここまでの通算のWHIPが1.27なのでほぼエース級と言えるのではないでしょうか。

 

特にコントロールの改善が見られた今シーズンに限ればWHIPは0.84ということで球界を代表するエースクラスということになりますね。

 

日本代表としてもかなり厄介な対戦相手になりそうですね。

 

シェーン・バズの過去成績について

 

最後にバズ選手の過去成績についてご紹介していきます。

 

2017年 クラス 試合 先発 イニング 奪三振 四球
AAA 10 10 23.2 19 14
死球 ワイルドピッチ ボーク 防御率 WHIP
1 5 0 3.80 1.69

 

2018年 クラス 試合 先発 イニング 奪三振 四球
AAA 12 12 52.1 59 29
死球 ワイルドピッチ ボーク 防御率 WHIP
4 12 1 4.47 1.62

 

2019年 クラス 試合 先発 イニング 奪三振 四球
AAA 17 17 81.1 87 37
死球 ワイルドピッチ ボーク 防御率 WHIP
5 10 0 2.99 1.23

 

2021年 クラス 試合 先発 イニング 奪三振 四球
AA・AAA 12 12 55.2 82 10
死球 ワイルドピッチ ボーク 防御率 WHIP
5 2 0 2.26 0.84

 

「シェーン・バズってどんな選手なの?球速や球種・過去成績を調査!」まとめ

 

いかがだったでしょうか。

今回は「シェーン・バズってどんな選手なの?球速や球種・過去成績を調査!」について取り上げました。

 

まとめますと・・・

 

まとめ

  • 最速99マイル(159.3km)のストレートを投げることができる。
  • 変化球はカットボール・チェンジアップ・カーブを投げる。
  • コントロールは前まではかなり悪かったが、今シーズンは改善されてきている。しかしトータルで見るとまだまだアバウト。
  • イニング数以上の三振を奪うことができる。
  • マイナー通算のWHIPは1.27とエース級。

 

ということでした。