プロ野球について取り上げます。
本日7月15日に速報として出ましたが、横浜DeNAベイスターズが新外国人選手として、ロバート・ガゼルマンを獲得する事が明らかになりました。
メジャーで通算150試合以上の登板経験があり、主に中継ぎですが17年には先発投手としても投げていたメジャーでの経験が豊富な選手です。
それを横浜DeNAが獲得するという事で、今シーズンのベイスターズの本気度が伺えますねヽ(`・ω・´)ノ
そこでここでは、ロバート・ガゼルマン選手とはどういった特徴のある選手なのか、球速や球種・コントロールなどの特徴について、後半では過去成績についてご紹介していきます。
メジャーでのストレートの最速は98.9マイル(159.1km/h)で、2019年にメジャーでの試合で計測したものです。
平均球速は94マイル(151.2km)という事で、常時150kmを超えるストレートを投げる事ができます。
因みにガゼルマン選手のストレートは若干シュート回転のかかるツーシームです。
右バッターは食い込んでくるので打ちづらい側面があります。
メジャーでのストレートの被打率は下記の通りです。
年代 | 被打率 |
2016年 | .289(83打数24安打) |
2017年 | .300(243打数73安打) |
2018年 | .291(179打数52安打) |
2019年 | .324(105打数34安打) |
2020年 | .368(19打数7安打) |
2021年 | .284(67打数19安打) |
2022年 | .333(39打数13安打) |
合計 | .302(735打数222安打) |
という事で、スピードはあるんですがメジャーでは結構打たれているんですね。
ただこのツーシームで通算110個の三振を奪っており、メジャー通算280奪三振中半分近くをツーシームで奪っている事がわかります。
動画も見てみたのですが、阪神の青柳選手レベルに鋭く早く変化するのが特徴です。
変化球の持ち球は、スライダー・カーブ・チェンジアップ・ツーシームです。
それぞれのメジャーでの通算の被打率は下記の通りです。
スライダーが一番の武器ですが、その他の球種もかなり良さそうです。
このスライダーは平均球速が144km/hとかなり速いスライダーで、変化量は殆どありません。
バットの芯を外してゴロを打たせるのがガゼルマン選手のスライダーと言えるでしょう。
メジャー通算で366イニングを投げて、与えた四球が126個という事で四球率=3.97と微妙な数字となっています。
ただこれはメジャーの通算での数字であって、50試合以上登板した18年と19年で見るといずれも四球率が3,1台だったので、そこまでコントロールに苦しむタイプの選手ではないのかなと思います。
DeNAにとってかなり大きな補強になったんじゃないかと個人的には考えています。
150kmを超えるツーシームと140km台中盤のスライダーでゴロを量産できるタイプだと思うので、内野陣の守備がしっかりすればセットアッパーレベルの活躍ができると思います。
コントロールもめちゃくちゃ悪いわけではないですし、何にせよ外国人特有の動くボールに日本のバッターは弱い傾向があるので、十分通用するような気がしますねヽ(`・ω・´)ノ
今シーズン、安定した中継ぎ陣の一角にまた新たな戦力が加われば、勝ちパターンがより盤石になる気がしますね!
出身地 | アメリカ合衆国 |
生年月日 | 1993年7月18日(28歳) |
身長 / 体重 | 193cm / 93kg |
ポジション | 投手 |
投球打席 | 右投げ右打ち |
経歴 | メッツ→カブス |
2011年にニューヨーク・メッツからドラフト13巡目で指名され入団しています。
その後しばらくマイナーリーグでプレーし、2016年8月23日にメジャー初登板を果たします。
この試合では中継ぎとして3回2/3を投げて被安打2、四死球3、無失点の好投でメジャー初勝利も挙げています。
2017年には主に先発投手として25試合に登板して8勝7敗、119.2イニングを投げて防御率5.19という成績でした。
18年には全試合中継ぎとして自己最多の68試合に登板し、6勝3敗15ホールド13セーブ、80イニングを投げて防御率4.28と自己最高成績を残しています。
・2022年メジャー成績
試合 | 勝 | 負 | イニング | 奪三振 | 与四死球 | 防御率 |
8 | 0 | 2 | 15.1 | 9 | 3 | 4.70 |
K/9 | BB/9 | WHIP | ||||
5.28 | 1.76 | 1.30 |
・メジャー通算成績
試合 | 勝 | 負 | イニング | 奪三振 | 与四死球 | 防御率 |
184 | 20 | 18 | 366 | 289 | 149 | 4.60 |
K/9 | BB/9 | WHIP | ||||
7.11 | 3.97 | 1.40 |
・2022年マイナー成績
試合 | 勝 | 負 | イニング | 奪三振 | 与四死球 | 防御率 |
10 | 1 | 4 | 29 | 22 | 14 | 6.21 |
K/9 | BB/9 | WHIP | ||||
6.83 | 4.50 | 1.82 |
・マイナー通算成績
試合 | 勝 | 負 | イニング | 奪三振 | 与四死球 | 防御率 |
122 | 37 | 36 | 593 | 429 | 203 | 3.37 |
K/9 | BB/9 | WHIP | ||||
6.51 | 2.54 | 1.26 |
いかがだったでしょうか。
今回は「ロバート・ガゼルマン球種や最高球速・過去成績を徹底調査」について取り上げました。
まとめますと・・・
まとめ
という事でした。
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