フランチー・コルデロの守備やポジション・過去成績について調査

2023年プロ野球新外国人選手情報です。

 

千葉ロッテが2023年新外国人選手として、フランチー・コルデロ選手を獲得したか?というニュースが出ています。

 

 

まだ正式に発表されていませんが、獲得したのではないかという情報が出ています。

 

そこでここではフランチー・コルデロ選手について下記のテーマについて調べました。

  1. 守備について、メインポジションはどこ?
  2. 打撃について。
  3. 22年度の成績について。
  4. 評価について。

 

 

フランチー・コルデロの守備について、守備位置(ポジション)はどこ?

 

コルデロ選手のメインポジションは「ファースト」です。
他に外野3つのポジションも守っていますが、一番数多く守ったのがファーストですね。

 

しかし守備力に関してはあまり良くなく、2022年メジャーでのファーストのDRSは-4、UZRは-4.8といずれもマイナス数値になっています。

✍️野球メモ✍️

 

  • DRS・・・守備防御点(野球における守備力を測るための指標)。-4で平均的野手と比べて4点余計に点を与えた事となる。(プラスだとその数字分点を防いだことになる)

 

  • UZR ・・・「その年の同じリーグの同じポジションの選手と比較して、どれだけ優れた守備を見せたか」を評価する指標。-5で平均以下という評価になる。

 

ファーストの守備としてはあまり期待はできないかもしれません。

 

ちなみに、8、9年前はマイナーでショートとして試合に出場していましたが、エラーの数が半端じゃなく多かったこともあり(2012年に56試合で44エラーという、本当なの?という疑い深い成績が残っています)、2015年を最後にショートを守ることは無くなっています。

 

フランチー・コルデロの打撃について

 

動画でバッティングを確認すると、非常にシャープにバットを振るのですが、ボールを飛ばす力があります。

 

 

三振の数が多く、フォアボールが少ない

 

メジャー通算の四球率は8.8%(726打席で64四球)、三振率は34.8%(726打席で253三振)。
バットがボールに当たる確率を示すContact%は65.3%。
ボール球を振る確率(O-swing%)は33.3%で、ストライクゾーン内をスイングする確率(Z-swing%)は72.7%でした。

 

典型的な「選球眼の良くない」バッターと言えると思います。

 

引っ張りとセンター方向への打球が多い

 

絵に描いたようなプルヒッターというわけではありません。
打球方向は引っ張りも多いですが、センター方向も同じくらい多いですね。
メジャーでは引っ張りの打球が40%、センター方向が36%、逆方向が25%でした。

何でもかんでも引っ張るタイプのバッターではなく、センター方向へもきっちり打つことができるという特徴があります。

 

フランチー・コルデロの成績について

 

・2022年メジャー成績

  • 試合数=84試合
  • 打率=.219(242-53)
  • 本塁打=8本
  • 打点=29打点
  • 三振数=92
  • 盗塁=4個
  • 四死球=29個(四・28個/死・1個)
  • 出塁率=.300
  • 長打率=.397
  • OPS=.697

 

・2022年AAA成績

  • 試合数=31試合
  • 打率=.325(117-38)
  • 本塁打=7本
  • 打点=36打点
  • 三振数=42
  • 盗塁=4個
  • 四死球=16個(四・15個/死・1個)
  • 出塁率=.397
  • 長打率=.590
  • OPS=.987

 

・メジャー通算成績

  • 試合数=227試合
  • 打率=.221(653-144)
  • 本塁打=21本
  • 打点=74打点
  • 三振数=253
  • 盗塁=13個
  • 四死球=65個(四・64個/死・1個)
  • 出塁率=.290
  • 長打率=.386
  • OPS=.676

 

・AAA通算成績

  • 試合数=224試合
  • 打率=.306(880-269)
  • 本塁打=41本
  • 打点=165打点
  • 三振数=287
  • 盗塁=34個
  • 四死球=102個(四・91個/死・11個)
  • 出塁率=.377
  • 長打率=.559
  • OPS=.936

 

フランチー・コルデロの評価について

 

まだまだ荒削りな部分もあるでしょうが、マイナーAAAでの通算成績で打率.300を超えている事や、シャープなスイングを見ていると、イケそうな感じはします。

後は選球眼の悪さがどう影響するかどうかにかかってるかと思いますね。
環境に慣れること、日本人の執拗なボールゾーンへの攻めにどこまで我慢できるかがポイントになるでしょう。

 

なんだかバッティングフォームが17年に在籍したジミー・パラデス選手に似ていることから、「パラデスの再来か」という声も聞こえてきていますが、もしロッテが獲得となればパラデス選手以上の成績が残せるように頑張って頂きたいですねヽ(`・ω・´)ノ

 

フランチー・コルデロのプロフィールについて

 

出身地 ドミニカ共和国
生年月日  1994年9月2日(28歳)
身長 / 体重 190cm / 75kg
ポジション ファースト・レフト・センター・ライト
投球打席 右投げ左打ち
経歴 パドレス→ロイヤルズ→Rソックス

 

「フランチー・コルデロの守備やポジション・過去成績について調査」まとめ

 

いかがだったでしょうか。

今回は「フランチー・コルデロの守備やポジション・過去成績について調査」について取り上げました。

 

まとめますと・・・

 

まとめ

  • 千葉ロッテが23年新外国人として、フランチー・コルデロ選手を獲得した可能性がある。
  • ドミニカ共和国出身で右投げ左打ち。
  • スリムな体型だがパンチ力があり、メジャー通算で21本塁打を記録している。
  • 三線の数が多く選球眼があまり良くない。
  • 守備はファーストをメインとして守り、レフト・センター・ライトの外野3ポジションも守ることができる。

 

という事でした。