中日ドラゴンズが2020年度の新外国人選手として、ルイス・ゴンザレス選手を獲得した事が明らかになりました。
与田監督が発掘、補強第1弾 ゴンザレス、奪三振率は2桁:中日スポーツ(CHUNICHI Web) https://t.co/vmlezjtll4
中日が新外国人として今季、オリオールズ傘下3Aノーフォークなどに所属したルイス・ゴンザレス投手(27)を獲得する。近く正式契約の見込みで「与田補強」第1弾となる。 pic.twitter.com/8jakVZLgIl
— のもとけ (@gnomotoke) December 3, 2019
背番号 | 「53」 |
契約年数 | ーーー |
年俸 | 5000万円 |
そこでここでは一足先にゴンザレス選手の
・プロフィール
・球速や球種などの特徴
・メジャーやマイナーでの過去成績について
・奪三振率の高さについて
・2020年度オープン戦成績結果
こちらについてご紹介していきます。
ルイス・ゴンザレスのちょっとしたプロフィール
出身地 | ドミニカ共和国 |
生年月日 | 1992年1月17日(27歳) |
身長 / 体重 | 188cm / 93kg |
ポジション | 投手 |
投球打席 | 左投げ左打ち |
経歴 | フィリーズ傘下→オリオールズ傘下 |
と言ってもゴンザレス選手のwikiが作成されていませんでしたので詳しいプロフィールや経歴などはわかりませんでした(´-ω-`)
本当に基本的な事柄しかわかりませんでした。
2019年マイナー成績
登板 | 勝 | 負 | イニング | 奪三振 | 四球 | 防御率 |
38 | 3 | 5 | 48.1 | 66 | 17 | 6.89 |
マイナー通算成績(2010年〜)
登板 | 勝 | 負 | イニング | 奪三振 | 四球 | 防御率 |
219 | 32 | 36 | 550 | 570 | 252 | 4.79 |
通算でもイニング数以上の三振を奪えているのが良いですね。
過去4年のマイナー成績詳細
登板 | 勝 | 負 | イニング | 奪三振 | 四球 | 防御率 | |
2015年 | 26 | 6 | 11 | 117.2 | 91 | 59 | 6.88 |
2016年 | 13 | 1 | 2 | 31.2 | 43 | 8 | 3.13 |
2017年 | 36 | 6 | 2 | 62 | 75 | 24 | 2.47 |
2018年 | 42 | 2 | 3 | 70.2 | 85 | 26 | 3.18 |
2016年からは3年連続でイニング数以上の三振を奪えていますね。
その上防御率も2015年よりもかなり見栄えの良いものになっています。
ルイス・ゴンザレスの球速や球種の特徴について
ゴンザレス選手の球速や球種・コントロールなどの特徴についてご紹介します。
球速
ストレートは平均して149km前後を計測しています。
最速は153km。
球の重さを感じるストレートを投げこんでいきます。
中継ぎとして安定して150km近くのストレートが投げられるのはかなりの強みですよね。
球種(追記あり)
変化球はスライダー・チェンジアップを投げます。
数多くの変化球を持っているわけではありません。
どれくらい変化するのかと言った細かい事は現段階では分かりませんでした(※)ので、
情報が入り次第随時追記しようと思います。
・追記
2月15日に行われたvsロッテ戦の練習試合で中継ぎとして登板しましたが、その時に投げていたスライダーは空振りの取れる三振でした。
このスライダーでカウントも取れますし空振りも奪えましたので個人的には十分通用するスライダーなんじゃないかと思いました。
===追記ここまで===
現段階では変化球はスライダー・チェンジアップを投げるということが分かっています。
コントロール
数字だけで見るとコントロールは「微妙」ですかね。
- 今シーズンは48.1イニングを投げて与えた四球が17個、四球率が3.17
- マイナー通算でも550イニングを投げて与えた四球が252個、四球率が4.12
動画を見ていると高めに行っているボールが目立ちます。
特にストレートは高めに行く確率が高い気がしますね。
まあその分、威力で勝負しているのもあるでしょうから多少のコントロールミスは本人も分かっているとは思いますが。
ただ今シーズンに限れば四球率が3点台と安定したので、このまま来年も続けて行って欲しいですね。
ルイス・ゴンザレスは奪三振率が高い
ゴンザレス選手の一つの特徴として奪三振率の高さがあります。
イニング | 三振数 | 奪三振率 | |
2016年 | 31.2 | 43 | 12.22 |
2017年 | 62 | 75 | 10.89 |
2018年 | 70.2 | 85 | 10.82 |
2019年 | 48.1 | 66 | 12.29 |
ここ4年間では奪三振率は10を超えており、三振の取れる投手だと言うことがわかります。
2015年より前の年では先発でも登板していたので奪三振率は低かったのですが、
2016年から中継ぎ投手専門となってからは毎年の様にイニング数以上の三振を取っています。
おそらく右バッタにも左バッターにも決め球にしているのがスライダーだと思いますので、
スライダーで三振を多く取っているのだと思います。
2020年度オープン戦の成績について
ゴンザレス選手の2020年オープン戦の成績についてご紹介していきます。
試合 | イニング | 奪三振 | 与四死球 | 防御率 | 被打率 |
5 | 5 | 2 | 1 | 0.00 | .125 |
- 奪三振率:3.60
- K/BB:2.00
- WHIP:0.60
※3月14日終了時点
まとめ&その他にも・・・
いかがだったでしょうか。
今回は中日ドラゴンズが獲得したルイス・ゴンザレス選手について取り上げました。
まとめますと・・・
- メジャー経験は無し。
- マイナー通算219試合に登板、32勝。
- ストレートの平均球速は149km。
- 変化球はスライダー・チェンジアップ(決め球はおそらくスライダー。)
- コントロール微妙。
- 奪三振率が高い。
と言うことでした。
おそらく中日では中継ぎを任されるでしょう。
今シーズン大活躍だったロドリゲス選手が保留者名簿から外れた為に退団は濃厚との事なので、
ゴンザレス選手にはロドリゲス選手の後釜と言う形になるでしょうからね。
同じ左バッターで似た様なタイプのピッチャーなのでもしかしたら大活躍が見られるかも知れませんね。