本日8月28日にプロ野球界で選手同士のトレードニュースが出ましたね。
オリックスにいた小林慶祐投手と阪神にいた飯田優也投手がトレードされました。
個人的にはこういうトレードはどんどん行って欲しいと思っています。
どうしても1軍に上がれない実力のある投手が2軍で腐っていくのは見たくありませんからね(´-ω-`)
小林選手も飯田選手も実力のある良い選手だと思っていますから、トレードで少しでも1軍登板の可能性をあげられるならどんどん行って欲しいですね。
話を元に戻しまして、ここでは小林選手がどういった選手なのか知らない阪神ファンのみなさんのために小林選手のプロフィール・球速や球種・コントロールの特徴について調べてみました。
出身地 | 千葉県佐倉市 |
生年月日 | 1992年11月2日(27歳) |
身長 / 体重 | 187cm / 86kg |
ポシジョン | 投手 |
投球打席 | 右投げ右打ち |
経歴 | 八千代松陰高等学校→東京情報大学→日本生命→オリックス→阪神 |
高校時代は全くの無名選手で、3年間で公式戦出場はたったの1試合だけでした。
大学時代は2年生の時に千葉県大学野球連盟秋季でリーグ戦で初勝利を挙げ、3年生の春のリーグではエースとしてリーグ最多の5勝をマークしています。
社会人時代の2015年にも合計4試合に登板して12イニングを投げて失点1、奪三振9、防御率0.74という好成績を残しています。
そして2016年の秋のドラフトでオリックスバファローズからドラフト5位指名を受けて入団しています。
試合 | 勝 | 負 | イニング | 奪三振 | 四死球 | 防御率 |
62 | 2 | 3 | 67 | 72 | 28 | 5.37 |
注目したいのはイニング以上の奪三振の数ですね。
三振が取れる投手だということがここから分かります。
ここからは小林投手の球速や球種・コントロールの特徴についてご紹介していきます。
ストレートの最速は151km。(ルーキーイヤーに計測)
中継ぎであれば常時145km前後のスピードを計測しています。
投球フォームが真上から投げ下ろすように投球する上に、うわ杖がありますからかなり角度がついています。
角度がついている上に150km近い球速なのでなかなか捉えるのは難しいでしょう。
しかしこのストレートがパ・リーグではなかなか通用しなかったようで、2019年のストレートの被打率は.378(37打数14安打)とかなり打ち込まれてしまいました。
※ちなみに2017年の時は被打率.247(81打数20安打)でした。
変化球の持ち玉はスライダー・カーブ・フォークです。
決め球はフォークボールで、このボールで三振をたくさん奪ってきました。
全投球のだいたい30%をこのフォークが占めています。
比較的登板数が多かった2017年と2019年は共にフォークボールの被打率が.222で、空振り率も10%を超えています。
基本的にはストレートとフォークのピッチャーだと思ってもらって良いでしょう。
ということでコントロールに関してはそこまで悪くはないって感じでしょうかね。
先発投手だとまあまあ悪くない数字なんですが、中継ぎとなるとうーん・・・っていう感じですね。
ボールがばらつく場面もありますので1点差とかのシビアな場面だと見ている方はヒヤヒヤするかもしれません。
1軍で全く実績の無い選手ではありませんので、阪神としてはそれなりの戦力として働いてくれるのではないでしょうか。
ストレートは150km近く計測できますし、決め球は持っていますし、コントロールもめちゃくちゃ悪いわけではありませんし・・・。
しかし注意しておきたいのはストレートの被打率の高さですね。
ここが改善していければ、フォークももっと活きてくると思いますし、勝ちパターンの選手として覚醒していけれると思いますねヽ(`・ω・´)ノ
いかがだったでしょうか。
今回は「小林慶祐(阪神)の球速や球種・コントロールの特徴について【どんな選手なの?】」について取り上げました。