長野|上田
上田 観光モデルコース
長野県東部に位置する上田市は、戦国武将・真田昌幸が築き、徳川軍を2度にわたって撃退した上田城で知られる城下町。NHK大河ドラマ「真田丸」(2016年)の舞台として注目を集め、全国の歴史ファンが訪れる地となりました。 真田の難攻不落の城で歴史の芯をつかみ、江戸時代の商人町・柳町の風情を楽しみ、「信州最古の温泉」と呼ばれる別所温泉で旅を締める——この流れが上田の「歴史と自然と温泉」を1日でたどるルートです。
上田ならではの体験
上田城は1585年に真田昌幸が築城し、1585年・1600年の2度にわたって徳川軍の大軍勢を撃退した難攻不落の城として名高い。城跡に残る石垣と堀の規模は、当時の戦略的価値を今なお示しています。桜シーズン(4月中旬)は約1,000本の桜が城跡を埋め尽くし、真田の赤い六文銭の家紋と桜が共演する「上田城千本桜まつり」が開催されます。 別所温泉は「信州最古の温泉」とも言われ、北条義政が開いたとも伝わる歴史的な湯治場。国宝「安楽寺の三重塔」(日本唯一の木造八角三重塔)・国宝「北向観音」などの文化財が点在しており、温泉と寺院巡りを合わせた「湯の里散策」が楽しめます。
モデルコース(回遊ルート)
人気スポットを「戻りが少ない」順に並べています。各スポットはチェックリスト化してあるので、現地で使えます。
-
地図
上田駅(スタート)
JR北陸新幹線・しなの鉄道・上田電鉄が乗り入れる上田市の玄関口。駅前の観光案内所では真田ゆかりのスポットマップ・別所温泉行き上田電鉄の時刻表が入手できます。上田城跡公園まで徒歩約15分。別所温泉へは上田電鉄(別所温泉線)で約30分・350円。駅ビル内に真田幸村の甲冑をモチーフにした展示コーナーがあり、旅気分が高まります。
歩き方メモ- 歩きやすい靴で(城跡の砂利道・柳町の石畳が続く)
- 上田電鉄の1日乗車券(820円)を使うと別所温泉往復より少し安くなる
-
地図
上田城跡公園
1585年真田昌幸が築城した上田城の跡地。2度にわたる徳川軍撃退で「難攻不落の城」として歴史に刻まれた名城で、現在は東・南・北の3棟の隅櫓が復元されています。「真田石(さなだいし)」と呼ばれる大きな石が西虎口にあり、真田氏の石積み技術を今に伝えています。春(4月中旬〜)の千本桜まつりは城跡を彩る最大のイベント。城内の「上田市立博物館」では真田氏の歴史資料が展示されています。
歩き方メモ- 朝9時前が混雑少なく写真が撮りやすい。桜シーズン(4月中旬)の週末は非常に混雑するため平日か早朝がベスト
- 隅櫓への登閣(有料・200円)は城内からの眺めと展示が楽しめる。真田石(西虎口)は必見
-
地図
柳町通り
城下町の面影を残す江戸時代の商人町。北国街道(善光寺街道)沿いに格子窓・黒塀・土蔵造りの建物が続き、現在もカフェ・酒蔵・みそ蔵・蕎麦屋として現役で使われています。「岡崎酒造(女性杜氏で知られる)」「沓掛味噌(200年以上続く味噌蔵)」など老舗が軒を連ね、上田の伝統的な食文化が体感できます。上田城跡から徒歩10分という近さで、昼食を兼ねた散策コースとして最適。
歩き方メモ- 岡崎酒造の「亀齢」は柳町内の蔵元で購入できる信州の銘酒。試飲もできるため昼前に立ち寄るのがおすすめ
- 柳町の信州そば店は昼のピーク(11時30分〜13時)に並びができることがある。早め(11時開店直後)か遅め(13時30分以降)がスムーズ
-
地図
別所温泉
「信州最古の温泉」の別名を持つ上田市南部の温泉地。泉質はナトリウム・塩化物硫酸塩泉で、美肌効果と筋肉疲労回復に優れるとされます。温泉地内には国宝「安楽寺の八角三重塔」(日本唯一の木造八角三重塔)・「北向観音」・「大師湯(外湯)」など多くの文化財が集まり、「お湯とお寺の町」として独特の雰囲気があります。外湯3か所(葵の湯・石湯・大師湯)で日帰り入浴が楽しめます(各150〜250円)。
歩き方メモ- 安楽寺の八角三重塔(入場300円)は温泉地から徒歩10分。国宝見学と温泉入浴をセットにすると別所温泉の魅力が倍増する
- 外湯(大師湯・石湯・葵の湯)は各250円の手ごろな価格。温泉街の散策と組み合わせて複数の外湯をはしごするのが地元のスタイル
チェックリスト
自動保存※チェック状態は端末に保存されます(ログイン不要)。
真田の六文銭ゆかりの地
上田市内には真田氏に関連する史跡が多数あります。城跡内の「真田神社(真田信之・幸村父子を祀る)」「真田井戸(抜け穴伝説がある井戸)」は城跡内で見られます。城跡から徒歩圏内の「上田市立博物館」では真田家の甲冑・書状・家紋の六文銭に関する展示が充実。大河ドラマ「真田丸」のロケ地として訪れるファンも多い。
信州そばの本場で食べる
上田市は信州そばの産地で、柳町通りには老舗の蕎麦屋が集まっています。長野県のそばは「信州そば」として全国的に知られ、コシが強く香りが豊かな十割・二八そばが主流。「刀屋」「草笛」などが地元でも人気の定番店。昼時は行列ができることもあるため、開店直後かランチピーク後の訪問がスムーズです。
上田電鉄のレトロ車両
柳町から別所温泉へ向かう上田電鉄別所温泉線は、かつて東急電鉄で活躍した旧型車両(7200系)が現役で走るローカル鉄道。2両編成の小さな電車で千曲川の鉄橋を渡る30分間は、観光列車的な趣があります。通称「まるまどりーむ」の丸窓電車は地元でも愛されており、鉄道ファンにも人気の路線です。
地図(Googleマップ)
位置関係を掴んだら、ボタンでGoogleマップの経路に飛ぶのが最短です。
上田城跡公園
真田昌幸の難攻不落の城。桜の名所でもある。
別所温泉
信州最古の温泉。国宝安楽寺が近隣に。
アクセス情報
北陸新幹線で東京から約75分。上田城跡は駅から徒歩圏内、別所温泉は上田電鉄で約30分。
新幹線(東京方面から)
東京駅からJR北陸新幹線「はくたか」で上田駅まで約75分(最速)。軽井沢駅からしなの鉄道で約30〜35分。名古屋・大阪方面からは中央本線・長野駅経由で上田へ(しなの鉄道)。日帰り圏としては東京から最もアクセスしやすい長野県の観光地のひとつです。
車(上信越道・長野道)
上信越自動車道の上田菅平ICから上田城跡まで約10分。東京方面から約2時間〜2時間30分。軽井沢方面から国道18号経由でも約40〜50分でアクセスできます。上田城跡周辺と上田電鉄上田駅に駐車場があります。別所温泉へは車で約20分。
市内移動(上田電鉄)
上田駅〜別所温泉駅は上田電鉄別所温泉線で約30分・350円。1日乗車券(820円)はこの区間の往復だけでほぼ元が取れます。柳町は上田駅から徒歩10〜15分と城跡からも近い。上田市内の観光名所は自転車(駅レンタサイクル)でも巡れる範囲に集まっています。
季節・混雑の目安
上田は四季を通じて観光できますが、春の桜と秋の紅葉が特に人気を集めます。
春(4月)千本桜と最大の賑わい
4月中旬〜下旬の「上田城千本桜まつり」は上田観光のハイライト。城跡内の約1,000本の桜が満開になり、ライトアップも実施されます。週末は非常に混雑するため、平日か早朝の観光が快適。大河ドラマ「真田丸」効果で近年はファンが増加しており、桜シーズンと重なると特に人出が多い。宿泊は1〜2ヶ月前の予約が推奨。
秋(10〜11月)紅葉と静けさ
10月下旬〜11月上旬は別所温泉周辺の山が紅葉で染まるシーズン。上田城跡の石垣と紅葉のコントラストも美しい。春のような大混雑がなく、城跡・柳町・温泉をゆっくり回れる快適なシーズン。11月中旬の「上田真田まつり」では鎧武者のパレードが開催されます。上田電鉄からの紅葉の眺めも見逃せません。
夏・冬の個性的な過ごし方
夏(7〜8月)は上田城のひまわり畑(城跡の内堀跡に植えられる)が見頃。観光客は少なく、信州の涼しい気候で快適に歩けます。冬(12〜3月)は雪が少ない上田市内は年間でも比較的閑散期。別所温泉の雪景色と温泉の組み合わせは静寂の中で楽しめる穴場体験です。
上田グルメ・信州のお土産
信州そばの本場と味噌蔵が並ぶ柳町で、上田ならではの食文化を楽しみましょう。
信州そばと上田の食堂文化
上田は長野県内でも蕎麦処として知られ、柳町通りの「草笛」「刀屋」をはじめ城跡周辺にも老舗の蕎麦屋が多数あります。量が多く価格が手ごろな大盛りそばが上田スタイル。長芋をすりおろして麺つゆに混ぜる「とろろそば」は信州の定番。「丸山食堂(城跡前)」などの定食屋でも地元の家庭料理が楽しめます。
岡崎酒造と上田の地酒
柳町の「岡崎酒造」は江戸時代から続く老舗酒蔵で、女性杜氏が醸す地酒「亀齢(きれい)」が全国的な評価を受けています。蔵見学(要予約)や試飲・直売も行っており、旅の土産として最適。上田市周辺では「本正宗」「銀嶺白馬」など他の信州の銘酒も蔵元近くで購入できます。
お土産
「六文銭最中(もなか)」「真田甲冑入りクッキー」など真田ゆかりの城下町らしいお菓子が上田の名物土産。「信州味噌(柳町の沓掛味噌)」は長年の製法が守られた本物の信州味噌。別所温泉では「温泉まんじゅう」がお土産の定番。信州りんご(9〜11月旬)は産地価格でお土産として非常に喜ばれます。
旅のメモ
「次はここで休む」「あの店は次回」など、後で役立つメモを残せます。
ワンボタン便利機能
現地向け※位置検索はGoogleマップ側で行われます。