岡山|津山

津山 観光モデルコース

岡山県北部の中心都市・津山は「日本三大夜桜」のひとつに選ばれた津山城(鶴山公園)と、江戸時代の商家建築が連なる城東の重要伝統的建造物群保存地区が共存する城下町です。 鶴山公園の急峻な石垣を上り天守跡から吉井川流域を見渡し、城東の路地をゆっくり歩き、岡山藩主が築いた池泉回遊式庭園・衆楽園で静かに締める。 B-1グランプリで全国制覇したホルモンうどんも、この街ならではの味です。

所要約4〜6時間 移動徒歩中心 予算1,500〜3,000円目安 おすすめ春(桜)・秋(紅葉)

このコースの"見どころ"

津山城(鶴山公園)の石垣は日本の城郭石垣の中でも「切込接ぎ」の技術が際立って美しく、城郭ファンから高い評価を受けています。天守閣は残っていませんが、石垣だけでこれほどの見応えがある城跡は少ない。 城東の町並みは観光地化されすぎておらず、実際に住民が暮らしながら江戸建築を維持している「生きた重伝建」。ゆっくり歩くほど建物の細部が見えてくる。 衆楽園は岡山後楽園と同じ時代に造られた庭園で、人が少なくベンチで静かに時間を過ごせる隠れた名所です。

モデルコース(回遊ルート)

人気スポットを「戻りが少ない」順に並べています。各スポットはチェックリスト化してあるので、現地で使えます。

  1. 津山駅(スタート)

    JR津山線(岡山駅から約1時間)・JR姫新線・JR因美線が交わる岡山県北部のターミナル駅。駅前に観光案内所「つやまナビ」があり、鶴山公園の開花情報・ホルモンうどんの店舗マップが入手できる。鶴山公園まで徒歩約15分、城東の町並みまで徒歩約20分で、駅から主要スポットを歩いて回れるコンパクトな城下町。

    地図
    滞在 10分 次へ 徒歩15分 エリア JR津山駅
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    歩き方メモ
    • 岡山駅からJR津山線で約1時間(特別料金なし・1,170円)—日帰りで十分回れる
    • 桜シーズン(4月初旬)は臨時駐車場が設置される—車より電車の利用を推奨
  2. 次へ
  3. 津山城(鶴山公園)

    慶長8年(1603年)、森忠政が築いた平山城の跡地。現在は「鶴山公園」として整備され、日本百名城のひとつに選定。五段の石垣が山頂まで続く構造は圧巻で、石垣の曲線美は全国屈指の美しさと評される。天守閣は1873年の廃城令で解体されたが、跡地の展望台からは吉井川と津山市街のパノラマが広がる。春(4月初旬)の桜は「日本三大夜桜」のひとつに数えられ、ライトアップが行われる。

    地図
    滞在 1時間30分 次へ 徒歩20分 エリア 城跡
    Googleマップで開く
    歩き方メモ
    • 入園料310円(桜シーズンは混雑するため朝9時前後の入場がおすすめ)
    • 石垣は急な石段があるため歩きやすい靴必須。天守跡まで約10〜15分の登り
  4. 次へ
  5. 城東の町並み

    国の重要伝統的建造物群保存地区(重伝建)に指定された城東エリア。江戸時代の商家・武家屋敷・寺社が連続して残り、漆喰壁と格子戸の通りが約800m続く。「津山洋学資料館」(津山藩の蘭学者・宇田川玄真らの資料)、「旧出雲街道の宿場町の面影」など、城下町と街道文化が重なった独自の景観が広がる。夕方の西日が白漆喰の壁に当たる時間帯が最も美しい。

    地図
    滞在 1時間 次へ 徒歩20分 エリア 重伝建エリア
    Googleマップで開く
    歩き方メモ
    • 通り沿いの「津山洋学資料館」(大人300円)は津山の知的文化を知る上で必見
    • 夕方(16〜17時)の西日が白壁に当たる時間帯が撮影の黄金時間—逆光を活かした構図が決まる
  6. 次へ
  7. 衆楽園

    寛文年間(1661年頃)に津山藩2代藩主・森長継が造営した池泉回遊式庭園。岡山後楽園と同時代に造られた国の名勝。中央の大池を中心に、築山・茶室・石灯籠が配置され、四季折々の植栽が美しい。観光客が少なく(入園無料)、池の周りのベンチでゆっくり過ごせる。鶴山公園や城東の賑わいとは打って変わった静寂の時間が待っている。夕方の水面への映り込みが特に美しい。

    地図
    滞在 50分 次へ - エリア 庭園
    Googleマップで開く
    歩き方メモ
    • 入園無料・年中開園。ベンチで本を読みながら過ごしている地元の方も多い
    • 夕方の陰影が最も美しい—城東からの帰り道に立ち寄るのが自然な流れ

チェックリスト

自動保存

※チェック状態は端末に保存されます(ログイン不要)。

桜シーズンは「夜の特別体験」も

鶴山公園の桜は「日本三大夜桜」のひとつで、4月初旬の開花期間中(約2週間)に夜間ライトアップが行われる(入園料別途)。照明に照らされた石垣と満開の桜が幻想的な空間を作り出す。 昼間は観光客が多く混雑するが、夜は比較的空いていて石垣と桜だけに集中できる。津山泊を確保できれば、昼と夜の2回訪問がベスト。

城東の「一見地味な路地」を探す

城東の重伝建エリアは本通りだけでなく、一本入った路地に醤油蔵・酒蔵・旧旅館の裏手が見える場所がある。特に午後の光が路地に差し込む時間帯は、本通りとは全く違う陰影のある写真が撮れる。 地元の人々が日常生活を送っている地区なので、生活音を楽しみながら静かに散策するのがマナー。

ホルモンうどんは「鉄板で焼く」スタイル

津山のホルモンうどんは2009年B-1グランプリ(ご当地グルメの大会)で全国優勝した津山のソウルフード。牛ホルモンをキャベツ・もやしと一緒に鉄板で焼いた醤油ベースのうどんで、コシのある麺とホルモンの食感が特徴。 1杯500〜800円とリーズナブル。城東エリア周辺の食堂や「ホルモンうどん研究学会」認定店で食べられる。

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地図(Googleマップ)

位置関係を掴んだら、ボタンでGoogleマップの経路に飛ぶのが最短です。

津山城(鶴山公園)周辺

日本三大夜桜の名所・石垣が美しい城跡エリア。

城東の町並み・衆楽園

重伝建の商家建築と江戸期の庭園が並ぶエリア。

アクセス情報

岡山・姫路方面からのアクセスと市内移動を整理しています。

電車

岡山駅からJR津山線で津山駅まで約1時間(1,170円・特別料金なし)。姫路からはJR姫新線で津山まで約2時間(1,520円)。鳥取からはJR因美線で津山まで約1時間15分(1,520円)。岡山経由が最もアクセスしやすく、新幹線で来る場合は岡山駅で在来線に乗り換え。桜シーズン(4月初旬)は臨時電車が増発される。

中国自動車道「津山IC」から鶴山公園まで約10分。岡山市から国道53号で約55分(高速利用で45分)。鶴山公園近くに有料駐車場(300〜500円)が数カ所。城東エリアには無料駐車場(城東ふれあい広場)がある。桜シーズンは周辺道路が大渋滞するため、電車利用を強く推奨。

市内移動

鶴山公園・城東・衆楽園の3スポットは駅から徒歩20〜30分圏内に集まり、全て徒歩で回れる。津山市のコミュニティバス「ぐるっと観光バス」(土日祝・500円/日乗り放題)が主要スポットを循環。レンタサイクル(津山駅前・500円/日)は起伏が比較的少ない城下町エリアに向いている。

季節・混雑の目安

津山は桜の春と静かな秋がそれぞれ異なる魅力を持ちます。

春(4月初旬)

鶴山公園の桜が満開になる4月初旬(例年4月1〜10日頃)は「日本三大夜桜」のシーズン。日中は全国から観光客が集まり、鶴山公園入口に長い列ができることがある。夜のライトアップ(18〜21時頃)は別途入場料が必要だが、幻想的な桜と石垣の組み合わせは別格。宿泊はかなり早めの予約が必要。

夏(6〜9月)

気温30〜35℃の夏は観光客が少なく、鶴山公園の緑が深まる閑散期。城東の町並みをゆっくり歩くなら早朝(7〜9時)に限る。津山扇形機関車庫(旧津山機関区:近くの津山まなびの鉄道館)は鉄道ファンに人気で、夏休みに子連れ旅行の目的地になる。衆楽園の緑は夏に最も生き生きとしている。

秋(10〜11月)

鶴山公園の紅葉(11月上中旬)と城東の白壁のコントラストが美しい秋。混雑は春ほどではなく、石垣を静かに鑑賞できる。衆楽園の池に映る紅葉は写真映えする。気温15〜25℃と歩きやすい季節。城東エリアのイベント「城東むかし町並み祭り」(10月開催)は江戸衣装を着た市民行列が見られる。

周辺グルメ・お土産

B-1GP全国優勝のホルモンうどんが津山のシンボル。肉文化も深い街です。

ホルモンうどん(B-1グランプリ優勝)

2009年B-1グランプリでゴールドグランプリ(全国優勝)を受賞した津山のソウルフード。牛ホルモンを鉄板で炒め、醤油ベースのタレで味付けしたうどん。チェーン店より地元の食堂・うどん屋が旨い。「一来軒」「大橋」などが有名。朝から営業している店もあり、観光前のモーニングとして食べる地元民も多い。1杯500〜800円とリーズナブル。

津山の肉文化(すずやき)

津山は岡山県北部の牛の産地で「すずやき」(牛の薄切り肉を鉄板で焼く)が名物。焼き方はシンプルで、醤油タレと一緒に提供される素朴な味。ホルモンうどんと並ぶ津山の肉グルメ。昼食・夕食の定食として城下町の食事処で食べられる(900〜1,500円)。お土産の乾燥ホルモン(ドライホルモン)は日持ちもよく持ち帰りやすい。

和菓子とお土産

津山周辺の和菓子は「きびだんご」(岡山名物)が城東の土産店に並ぶほか、津山独自の「吉備高原ロール」「鶴山公園の桜もち」が季節限定で売られる。地酒「作州武蔵」は辛口の岡山北部の地酒。津山の梶岡牛肉店の乾燥ビーフジャーキーは全国的な知名度を持つ土産品で、城東の通りに店がある。

旅のメモ

「次はここで休む」「あの店は次回」など、後で役立つメモを残せます。

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現地向け

※位置検索はGoogleマップ側で行われます。