海外|イギリス

ロンドン 観光モデルコース

ロンドンは歩けば「層」が出てくる都市です。テムズ川沿いに中世の要塞が立ち、王族の宮殿の前を赤い衛兵が歩き、大英帝国が世界中から持ち帰った遺物が無料で見られる巨大博物館がある。 ウェストミンスター→バッキンガム→大英博物館→ロンドン塔というこのルートは、英国の「宗教・権力・知識・要塞」の4つの核を1日でたどります。

所要約7〜10時間 移動チューブ+徒歩 予算£40〜£150目安 おすすめ春・夏(4〜9月)

大英博物館は入場無料・3エリアに絞る

大英博物館は全館入場無料で、ロゼッタストーン・エルギンマーブル・エジプトのミイラなど8万点以上が常設展示されています。「全部見よう」とすると1週間でも足りないため、見たいエリアを事前に3つ決めてから入場するのが最も満足度が高い方法です。 おすすめの3点は「ロゼッタストーン(エジプト室)」「エルギンマーブル(ギリシャ室)」「ルイス島のチェス駒(スコットランド室)」。ルートをこの3点でつなぐだけで2時間が充実します。

モデルコース(回遊ルート)

人気スポットを「戻りが少ない」順に並べています。各スポットはチェックリスト化してあるので、現地で使えます。

  1. ウェストミンスター寺院(スタート)

    960年頃創建のゴシック建築の傑作で、英国君主の戴冠式と王室の葬儀が行われる場所。歴代の王・女王・チャーチル・ニュートン・ダーウィンなど著名人の墓がフロアに敷かれており、文字通り「歴史の上を歩く」体験ができます。隣接するウェストミンスター宮殿(国会議事堂)とビッグ・ベンの景観はロンドンの定番撮影スポット。

    地図
    滞在 1時間30分 次へ 徒歩15分(バッキンガム方向へ) エリア ウェストミンスター・政府エリア
    Googleマップで開く
    歩き方メモ
    • 入場料£29〜(公式サイトから事前予約で並ばずに入れる)。礼拝中は入場不可の時間帯あり
    • ビッグ・ベンとウェストミンスター橋のセットショットは橋の南端が定番アングル
  2. 次へ
  3. バッキンガム宮殿

    1837年以来の英国王室公邸。正面の衛兵交代式(Changing of the Guard)は火・水・金・日の11時頃に行われ、約45分間の儀式は無料で観覧できます(スケジュールは公式サイトで要確認)。正面のヴィクトリア記念碑広場から見る宮殿の外観は写真映えしますが、宮殿内の見学は夏季限定(7〜10月・有料)です。セント・ジェームズ公園を散歩しながら向かうのが気持ちのよいルートです。

    地図
    滞在 45分 次へ チューブで約20分(Victoria→Holborn) エリア セント・ジェームズ・王室エリア
    Googleマップで開く
    歩き方メモ
    • 衛兵交代式は火・水・金・日の11時頃(要公式サイトで日程確認)。宮殿前のスペースは早めに確保
    • セント・ジェームズ公園の池沿いの道でリスが寄ってくることがある。ロンドンらしい一コマ
  4. 次へ
  5. 大英博物館

    1753年創設、世界最大規模の博物館。ロゼッタストーン(古代エジプトの文字解読の鍵となった石板)・エルギンマーブル(パルテノン神殿の彫刻群)・古代エジプトのミイラなど約800万点のコレクションを誇ります。全館入場無料という規模の展示が無料で見られるのはロンドンの最大の魅力の一つで、特別展のみ有料です。見る部屋を3〜4室に絞ることが最重要戦略です。

    地図
    滞在 2時間30分 次へ チューブで約25分(Holborn→Tower Hill) エリア ブルームズベリー・博物館エリア
    Googleマップで開く
    歩き方メモ
    • 入場無料(事前予約不要。特別展は要予約)。ロゼッタストーンは常設展エジプト室(Room 4)に展示
    • 疲れたら中庭のカフェで休憩。屋根付きの「グレート・コート」の天窓が建築的に美しい
  6. 次へ
  7. ロンドン塔(締め)

    1066年頃にウィリアム征服王が建設した要塞で、王宮・監獄・処刑場・宝物庫として1,000年近く使われてきた世界遺産。現在も王室の宝石類(コー・イ・ノール・ダイヤモンドを含む王冠等)が展示されています。「ビーフィーター(衛兵)」が今もカラスの世話をする伝統が続いており、「カラスがいる限りロンドン塔は崩れない」という言い伝えがあります。テムズ川沿いのタワーブリッジとの景観が絵になります。

    地図
    滞在 2時間 次へ - エリア テムズ川沿い・要塞エリア
    Googleマップで開く
    歩き方メモ
    • 入場料£34.80〜。公式サイトでの事前予約(日時指定)が当日窓口より安い
    • 隣のタワーブリッジは外観を眺めるだけなら無料。橋の上からテムズ川とロンドン塔を見下ろすアングルも定番

チェックリスト

自動保存

※チェック状態は端末に保存されます(ログイン不要)。

大英博物館の無料活用術

大英博物館は常設展が完全無料のため、事前に「見たい3点」を決めてルートを組むのがベスト。ロゼッタストーン(Room 4)→ミイラ(Room 63〜64)→エルギンマーブル(Room 18)という動線が最もコンパクトで、2〜2.5時間で回れます。館内は広いため、靴と脚の疲労を考えて中庭のカフェで休憩を挟むと後半のロンドン塔を楽しめます。

Oysterカードと地下鉄

ロンドンの地下鉄(チューブ)はOysterカードまたはコンタクトレス決済(クレジットカード直接タップ)で乗れます。Oysterカードはヒースロー空港到着フロアで購入可(デポジット£7)。Zone 1〜2間の運賃は£2.80。1日の乗車上限額(デイキャップ・£8.10)が設定されており、3回以上乗れば1日フリーパスより安くなる場合があります。

ロンドンの天気と服装

ロンドンは年間を通じて雨が多く、晴れていても急に雨が降ります。折り畳み傘は必携。夏(6〜8月)でも朝晩は15度前後まで冷えるため、薄手のジャケットを忘れずに。ウェストミンスター寺院・ロンドン塔などの石造建築は涼しいため夏の休憩にもなります。

このコースを実際に体験するなら

楽天トラベルで宿泊・交通を予約

ロンドンの観光モデルコースを楽しむために、楽天トラベルで宿泊や交通手段を予約して、充実した旅を計画しましょう。

地図(Googleマップ)

位置関係を掴んだら、ボタンでGoogleマップの経路に飛ぶのが最短です。

ウェストミンスター(中心部)

チューブ District/Circle線Westminster駅直結。

ロンドン塔(テムズ川沿い)

チューブ Circle/District線Tower Hill駅から徒歩5分。

アクセス情報

ヒースロー直通のElizabeth lineが開通し、空港〜市内のアクセスが格段に改善されました。

空港からロンドン市内へ

ヒースロー空港(LHR)からはElizabeth line(Crossrail)が最速。Paddington駅まで約25分(£13.50)。Oysterカードで乗れます。旧来のPiccadilly lineは約50分(£6.70)と遅いが安い。Gatwick空港(LGW)はThameslink/Southern線でSt Pancras/Victoria間約30〜45分。Stansted(STN)はStansted Express(約45分・£19.80)。

チューブ(地下鉄)の使い方

ロンドン地下鉄(The Tube)は11路線が市内全域をカバー。Oysterカードまたはコンタクトレス決済でタップ乗降が可能。Zone 1〜2が観光のメインエリアで、ウェストミンスター・バッキンガム・大英博物館・ロンドン塔はすべてZone 1内です。1日の上限額(デイキャップ)が設定されており、3回乗れば1日フリーパスより安くなる計算になります。

テムズ川クルーズ

ウェストミンスターからロンドン塔への移動をテムズクルーズ(Thames Clippers・约40分・£12〜)でつなぐのも選択肢。船上からロンドンアイ・セント・ポール大聖堂・タワーブリッジを眺めながら移動でき、観光と移動が一石二鳥になります。RB1ルートがウェストミンスターからタワーゲートウェイまで直通です。

季節・混雑の目安

ロンドンは雨が多く天気が読めませんが、屋内の主要スポットが多いため悪天候でも楽しめます。

春・夏(4〜9月)観光ベストシーズン

気温15〜25度で日照時間も長く、セント・ジェームズ公園やハイドパークが緑に溢れます。6〜7月はウィンブルドン・テニスとチェルシー・フラワーショーで世界中から旅行者が集まる最繁忙期。バッキンガム宮殿内部の見学は夏季限定(7〜10月)なので、宮殿内を見たい場合はこの時期に予定してください。

秋(10〜11月)混雑緩和の穴場

夏の観光ピークが過ぎ、主要スポットの混雑が緩和される季節。気温10〜18度と肌寒くなりますが、ロンドンの多くの博物館・美術館は屋内なので天気の影響を受けません。大英博物館や国立美術館(入場無料)をゆっくり回るなら、秋以降の平日が最も快適です。テート・モダンなどの現代美術館も無料で充実しています。

冬(12〜3月)クリスマスとオフシーズン

気温5〜10度と寒く日照時間も短いですが、クリスマスシーズン(11月下旬〜1月初旬)はオックスフォード・ストリートのイルミネーションとコベント・ガーデンのデコレーションが圧巻です。宿泊費が年間で最も安い時期で、ウェストミンスター寺院・ロンドン塔の待ち時間も最短。ロンドンの「生活感のある街」を体験したいなら冬がおすすめです。

ロンドングルメ・パブ文化

「イギリス料理はまずい」は過去の話。ロンドンは今や世界有数の多文化グルメ都市です。

フィッシュ&チップスとパブ文化

フィッシュ&チップスはタラやハドックを衣で揚げ、太いフライドポテトと一緒に食べるイギリスの国民食。£12〜20が相場。パブ(pub)はイギリスの飲食文化の核心で、ビール片手にロースト・ポテト・ソーセージを食べる「サンデー・ロースト」は日曜限定の本格的なパブ飯です。地下鉄Holborn駅周辺やCovent Garden周辺に老舗パブが集中しています。

アフタヌーンティーと多文化グルメ

アフタヌーンティー(サンドイッチ・スコーン・ケーキの3段)はロンドンの代表的な体験グルメ。1人£40〜100が相場で、ハロッズ・フォートナム&メイソン・リッツ・ホテルが有名です。ただし事前予約が必須で、当日は対応していない店が多い。インド・バングラデシュ系のカレー(East End界隈)・タイ料理・日本料理など多文化グルメも充実しており、大英博物館周辺のブルームズベリーはランチに使いやすいエリアです。

お土産

ハロッズのチョコレート・紅茶(フォートナム&メイソン・トワイニング)がロンドンの定番みやげ。フォートナム&メイソンはピカデリーの本店が最も品揃えが充実しています。ロンドン塔周辺のみやげ店は王室関連グッズ(衛兵のフィギュア・ロイヤルファミリーのマグカップ)が中心。大英博物館のミュージアムショップは「ロゼッタストーンの複製」など高品質なグッズが揃います。

旅のメモ

「次はここで休む」「あの店は次回」など、後で役立つメモを残せます。

ワンボタン便利機能

現地向け

※位置検索はGoogleマップ側で行われます。