北海道|旭川市

旭川 観光モデルコース

北海道第2の都市・旭川は、かつて閉園の危機を迎えた旭山動物園が「行動展示」という革新的な手法で全国から注目を集め、再生した都市として知られる。旭山動物園ではペンギンやホッキョクグマが本来の行動をとる姿を間近で見られ、「檻の中に閉じ込められた動物を眺める」展示とは全く異なる体験ができる。一方、旭川駅直結の「北彩都ガーデン」は石狩川沿いの広大な宿根草ガーデン、郊外の「上野ファーム」は北海道の気候に合わせて設計されたナチュラルガーデンで、花好きにも見応えのあるコースとなっている。上野ファームは4月下旬〜10月中旬の開園のため、訪問時期を要確認。

所要約6〜8時間 移動バス+車/タクシー 予算3,000〜6,000円目安 おすすめ通年(上野ファームは4〜10月限定)

このコースの"見どころ"

旭山動物園の最大の特徴は「行動展示」——動物が本来の生態に近い行動をとれる環境設計と、人間がその行動を間近で観察できるレイアウト。ホッキョクグマは水中トンネルの真上を泳ぎ、ペンギンは頭上を飛ぶように歩く。アムールトラは空中の通路を渡り、チンパンジーは高さ17mの塔を自在に移動する。「行動展示」という概念は旭山が先駆けとなり、現在は全国の動物園に広まった。元祖・旭山でしか感じられない密度と工夫がある。 上野ファームは農家の上野さんが自らの農地を改造したガーデンで、英国スタイルに北海道の気候と植物を融合させた独自の世界観が国際的なガーデン賞を受賞している。開園期間中(4月下旬〜10月中旬)は必訪。

モデルコース(5スポット)

旭川駅からバスで旭山動物園へ。帰りに北彩都ガーデンと上野ファーム(4〜10月)を組み合わせます。

  1. 旭川駅(スタート)

    JR函館本線・宗谷本線・石北本線・富良野線が集まる旭川市の中心駅。2011年に完成した高架駅舎はガラスと木材を使った開放的なデザイン。駅構内に「旭川市観光案内所」があり、旭山動物園行きバスの時刻表・割引情報・上野ファームへのアクセスをまとめて確認できる。旭山動物園へは駅前バスターミナルから旭川電気軌道バス(41・42・47番系統)で約40分。

    地図
    滞在 10分 次へ バス約40分 エリア JR函館本線
    Googleマップで開く
    歩き方メモ
    • 旭山動物園行きバスは本数が多め(1時間に2〜4本)。開園直後の9時台に乗ると空いている
    • ICカード(Kitaca・Suica)が利用可能。バス往復割引券を観光案内所で確認する
  2. 次へ
  3. 旭山動物園

    日本最北の動物園(北緯43度)。1990年代の来園者激減・閉園危機から「行動展示」という革新的な手法で復活し、年間300万人以上が訪れる一大観光地となった。ホッキョクグマが真上を泳ぐ水中トンネル、ペンギンが頭上を歩く「ぺんぎん館」、高さ17mのチンパンジーの塔など、動物の本来の行動を間近で観察できる施設が充実。夏期(4/29〜11/3頃)と冬期(11/11〜4/7頃)の2シーズン制で、冬はペンギンの雪上散歩(11月〜3月)が名物。入園料は大人1,000円(旭川市民は割引あり)。

    地図
    滞在 3時間 次へ バス約20分 エリア 旭川市東旭川町
    Googleマップで開く
    歩き方メモ
    • 入園後すぐに「もぐもぐタイム(給餌時間)」のスケジュールを確認し、見たい動物の時間から逆算して回る順番を決める
    • 夏の土日祝は非常に混雑するため、開園9時に合わせて到着するのが快適に楽しむコツ
  4. 次へ
  5. あさひかわ北彩都ガーデン

    旭川駅北側・石狩川沿いに広がる約1万平方メートルのナチュラルガーデン。宿根草・球根・一年草を組み合わせた自然風の植栽で、上野ファームのデザイン監修も手がけた上野砂由紀さんが関わった。旭川駅から徒歩数分という抜群のアクセスで、旭山動物園の帰りやホテルチェックイン前後にも立ち寄れる。春のチューリップから秋の宿根草まで、季節ごとに異なる表情を見せる。入園無料。

    地図
    滞在 1時間30分 次へ バス/車 約30分 エリア 旭川駅北口・石狩川沿い
    Googleマップで開く
    歩き方メモ
    • 旭川駅から徒歩すぐで入園無料。動物園帰りの疲れを癒しながら旭川の植物文化を感じられる
    • 石狩川の河川敷に沿って散策できる。夕暮れの光の中で宿根草が美しく見える時間帯がおすすめ
  6. 次へ
  7. 上野ファーム(4〜10月開園)

    農家の上野砂由紀さんが自らの農地を改造した、約2万平方メートルのナチュラルガーデン。英国ガーデニングの手法を北海道の気候・植物に融合させた独自のスタイルで国際的に高く評価されており、「北海道ガーデン街道」の核となる存在。旧農舎を利用した「ノームの庭」・鏡のような池を持つ「ミラーボーダー」・高木の日陰を生かした「シェードガーデン」など多様なゾーンがある。開園期間は4月下旬〜10月中旬(毎年変動)。旭川駅からバスまたは車で約30〜40分。

    地図
    滞在 2時間 次へ バス/車 約30分 エリア 旭川市永山(北海道ガーデン街道)
    Googleマップで開く
    歩き方メモ
    • 開園期間・時間を公式サイトで必ず確認(4月下旬〜10月中旬、年により変動)。冬季は閉園
    • 7月中旬〜8月が宿根草のピーク。ノームの庭とミラーボーダーは早い時間帯の光がより美しい
  8. 次へ
  9. 旭川駅(ゴール)

    観光の終着点。旭川駅ビル「イオンモール旭川駅前」や駅周辺の商業施設で旭川ラーメン・旭川家具雑貨・北海道みやげを購入できる。旭川ラーメンは醤油と豚骨の合わせスープが特徴で、駅周辺に老舗店が多い。札幌へはJR特急「カムイ」「ライラック」で約1時間30分。

    地図
    滞在 - 次へ - エリア JR函館本線
    Googleマップで開く
    歩き方メモ
    • 旭川ラーメンは夕食時間帯(18〜20時)が混雑しやすいため、早めの来店がおすすめ
    • 旭川家具の雑貨(小物・カトラリー)は駅ビル内で購入可能。本格的な家具は市内のショールームへ

チェックリスト

自動保存

※チェック状態は端末に保存されます(ログイン不要)。

旭山動物園「行動展示」を最大限楽しむコツ

入園後すぐにインフォメーションで「もぐもぐタイム(給餌時間)」の当日スケジュールを確認する。動物ごとに給餌時間は異なり、ホッキョクグマ・ペンギン・アムールトラのもぐもぐタイムは特に人気が高く、早めに会場前に移動しないと前が見えない。広い園内を効率よく回るために、見たい動物の給餌時間を軸にして逆算して回る順番を決めるのが鉄則。

夏と冬で異なる旭山動物園の楽しみ方

旭山動物園は夏期(4月下旬〜11月上旬)と冬期(11月中旬〜4月上旬)の2シーズン制。夏は動物が活動的で、若い個体の行動が観察しやすい。冬は雪の中でも活発に行動するホッキョクグマと、雪上を歩く「ペンギンの散歩」(11月〜3月の朝11時頃)が最大の見どころ。積雪期の旭川への旅行なら、冬期ならではのペンギン散歩を目当てに訪れる価値がある。

上野ファームの見ごろと開園期間

上野ファームの開園は例年4月下旬〜10月中旬(年により変動あり)。春(5月)はチューリップと早咲きの宿根草、初夏(6月)はアリウムとアイリス、盛夏(7月中旬〜8月)は宿根草のピークで最も見ごたえがある。秋(9〜10月)はアスターなど秋の花が咲き、紅葉も楽しめる。訪問前に公式サイトで開園状況を確認すること。旭川ガーデンショーと組み合わせると旭川のガーデン文化をより深く体験できる。

このコースを実際に体験するなら

楽天トラベルで宿泊・交通を予約

旭川の宿泊や、富良野・美瑛との組み合わせ旅行を楽天トラベルで計画しましょう。

地図(Googleマップ)

旭山動物園は旭川駅からバスで東へ約40分。上野ファームは北方向へ車・バスで約30分。

旭山動物園

旭川駅前バスターミナルから41・42・47番系統で約40分。

上野ファーム

旭川市永山。旭川駅からバスまたは車で約30〜40分。

アクセス情報

札幌から特急で約1時間30分。旭川空港からバスで約30分。

電車(各方面から)

JR特急「カムイ」「ライラック」で札幌駅から旭川駅まで約1時間30分(所要時間は列車により異なる)。旭川空港からは旭川電気軌道バスで旭川駅まで約30分。新千歳空港から旭川空港への直行便もあり(JAL・ANA)、道外からは旭川空港利用が便利な場合も多い。

車・駐車場

道央自動車道「旭川鷹栖IC」または「旭川北IC」から旭川市内まで約15〜20分。旭山動物園・上野ファームともに無料駐車場完備(混雑期は早めの到着を推奨)。上野ファームは車のアクセスが最も便利(旭川市永山地区)。市内は渋滞が少なく、車でのレンタカー観光がスポット間の移動をスムーズにする。

市内移動

旭山動物園へは旭川駅前バスターミナルから旭川電気軌道バス(41・42・47番など)で約40分。上野ファームへは旭川バス「永山7条8丁目」バス停下車後、徒歩約10分、またはタクシー利用が便利。北彩都ガーデンは旭川駅北口から徒歩5分以内。1日で複数スポットを回る場合、レンタカーかタクシーが時間を節約できる。

季節・混雑の目安

通年楽しめますが、上野ファームは4〜10月限定。冬のペンギン散歩は旭山の名物。

春(4〜5月)

旭山動物園の夏期開園が4月下旬〜。上野ファームも4月下旬に開園し、チューリップと早咲き宿根草が咲きはじめる。北彩都ガーデンのチューリップも見ごろ。雪解け直後の北海道ならではの透明感ある春の空気の中、動物も花も活気を取り戻す季節。GWは旭山動物園が最も混雑するため、平日か開園直後の入場を強く推奨。

夏(7〜8月)

上野ファームの宿根草がピークを迎え、ボーダー花壇の壮観な景色が楽しめるベストシーズン。旭山動物園も動物が活発で、動物の行動展示が最も観察しやすい時期。北海道の夏は本州と比べて涼しく、日中でも30度を超える日は少ない。夏の旭川ラーメンは夜の冷え込みにちょうどよい。

冬(11〜3月)

旭川は全国有数の豪雪・極寒地域(最低気温が-20度以下になることも)。旭山動物園は冬期営業(11月中旬〜4月上旬)があり、「ペンギンの雪上散歩」(朝11時頃・1月〜3月)が最大の冬の名物。雪景色の中でペンギンが列をなして歩く姿は旭山でしか見られない光景。上野ファームは閉園期間のため、冬はラーメン+旭山動物園の組み合わせが鉄板コース。

周辺グルメ・お土産

旭川ラーメン・ジンギスカン・乳製品など北海道グルメが揃う。旭川家具の雑貨もおすすめ。

旭川ラーメン

旭川ラーメンは「醤油×豚骨×魚介の合わせスープ」に縮れ中細麺が特徴。旭川駅周辺に「蜂屋」「梅光軒」「山頭火」などの老舗・有名店が集まっており、夜は地元客で賑わう。脂の層がスープを覆う独特のラーメンで、北海道の冬の寒さに合わせて発展した。観光客向けにラーメン店が集まる「旭川ラーメン村」(末広地区)もある。

ジンギスカン・北海道グルメ

北海道の定番・ジンギスカンは旭川でも多数の専門店で味わえる。生ラムを使った旭川スタイルは臭みが少なく食べやすい。旭川産の乳製品(牛乳・チーズ・アイスクリーム)も質が高く、上野ファームや旭山動物園周辺の売店でソフトクリームを楽しめる。旭川の道の駅「あさひかわ」ではじゃがいもや地場野菜も販売。

旭川家具・お土産

旭川は北海道を代表する家具産地で、高品質な木製品が多い。持ち帰りやすいお土産としてはカトラリー・小物入れ・木製コースターなど旭川家具の雑貨類が人気で、旭川駅ビル内や市内の雑貨店で購入できる。食品系みやげは「旭川ラーメン(乾麺)」「白い恋人」(札幌だが旭川でも購入可能)・旭川産はちみつが定番。

旅のメモ

後で役立つメモを残せます。

ワンボタン便利機能

現地向け

※位置検索はGoogleマップ側で行われます。