西武ライオンズが2020年度の新外国人選手として、ショーン・ノリン選手を獲得した事が明らかになりました。
背番号 | 「49」 |
契約年数 | ーーー |
年俸 | 6000万円 |
そこでここではまずにノリン選手の
こちらについてご紹介していきます。
出身地 | アメリカ |
生年月日 | 1989年12月26日(30歳) |
身長 / 体重 | 193cm / 104kg |
ポジション | 投手 |
投球打席 | 左投げ左打ち |
経歴 | ブルージェイズ→アスレチックス→ロッキーズ→ホワイトソックス→マリナーズ |
2010年のMLBドラフト6位(全体186位)でトロント・ブルージェイズから指名され、7月13日に契約しています。
その後は暫くマイナー生活が続き、初めてメジャー昇格したのが2013年でした。
5月24日にメジャー初登板を果たし先発として投げ、2013年はメジャーでこの1試合のみの出場でした。
そして今シーズンはメジャーでの登板はなく、ホワイトソックス傘下(AA)とシーズン途中にマリナーズに移籍しマリナーズの傘下(AAA)でプレーしていました。
登板 | 勝 | 負 | イニング | 奪三振 | 四球 | 防御率 |
19 | 7 | 5 | 96 | 90 | 32 | 5.34 |
登板 | 勝 | 負 | イニング | 奪三振 | 四球 | 防御率 |
8 | 1 | 3 | 31.1 | 15 | 13 | 6.89 |
登板 | 勝 | 負 | イニング | 奪三振 | 四球 | 防御率 |
154 | 38 | 26 | 622 | 624 | 208 | 3.46 |
ノリン選手の球速や球種・コントロールなどの特徴についてご紹介します。
ちょっと古いのですが、ノリン選手がメジャーで最も登板数の多かった2015年のストレートの平均球速は88.5マイル(142km)でした。
その前の年の2014年は93マイル(149km)でしたのでこの1年でかなりの差がついているのが何故なのか気になりますし、理由は分かりませんでした。
ただハッキリと言えるのは間違いなく変化球タイプの投手ですね。
ストレートでガンガン押していくタイプの投手ではありません。
変化球はスライダー・カーブ・チェンジアップ・シンカーを投げます。
メジャーではチェンジアップを良く投げていたので決め球にしているのかもしれませんね。
カーブはかなりブレーキの効いて、上のツイッター動画で69マイル(111km)なんてのがありましたね`‐ω‐´)
ほぼスローカーブと言ってもいいかもしれません。
変化球で緩急をつけて、速くないストレートを速く見せる投球術が特徴なのかもしれませんね。
数字だけ見ているとコントロールは微妙か、やや悪いって所でしょうか。
出典:FAN GRAPHS
こちらはノリン選手のメジャー通算のコース別ピッチ率になります。
赤くマークされているコースが最も多く投げ込んだコースになります。
大体は真ん中高め近辺にボールが集中していますね。
一番多く投げ込んでいたコースが右バッターのインコースやや高めです。
野球素人の私ですがやはり真ん中のコースにボールが集まっているのはちょっと不安に感じでしまいますね(´-ω-`)
ストレートの威力でガンガン攻めていくタイプじゃありませんので、尚更ボールは低めに集める方が良いのかなと思ってしまいます。
さらにノリン選手はゴロを打たせるタイプの投手ではなく、どちらかというとフライボールピッチャーっぽいんですよね。
ホームラン(HR/9)もマイナーなら平均的な数字を残しているシーズンが多かったのですが、メジャーだと平均以下の数字で2015年は1.24でした。
HR/9は「9イニングあたりの被本塁打数」を表しており、平均は「0.8前後」とされています。
ノリン選手の2015年のメジャーでのHR/9が1.24でしたので、平均を下回っている訳ですね。
日本で活躍するには「低めにボールを集めるコントロール」を身に付ける事が重要になるのではと個人的には考えます。
いかがだったでしょうか。
今回は西武ライオンズが獲得したショーン・ノリン選手について取り上げました。
まとめますと・・・
と言うことでした。
西武でも先発を任されるとは思いますが、ノリン選手もコントロールさえ向上して行けば日本での成功も十分期待できるような気がします。
ニール選手と共に西武の先発ローテを1年間守る活躍を見せて頂きたいですねヽ(`・ω・´)ノ