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ジョー・ガンケル(阪神)の球速や球種・コントロールは?マイナー過去成績も調査

阪神タイガースが2020年度の新外国人選手として、ジョー・ガンケル選手を獲得した事が明らかになりました。

 

 

背番号 「49」
契約年数 1年契約
年俸 5500万円

 

阪神の新外国人選手2人目になりますね。

もう一人は野手のジャスティン・ボーア選手も別記事にてご紹介していますので宜しければそちらもご覧ください。

関連記事:ジャスティン・ボーア(阪神)の打撃や守備・過去成績などを調査

 

 

そこでここではガンケル選手の

 

  • プロフィール
  • 球速や球種・コントロールなどの特徴
  • マイナーの過去成績について

 

こちらについてご紹介していきます。

 

 

ジョー・ガンケルのちょっとしたプロフィール

 

出身地 アメリカ
生年月日 1991年12月30日(27歳)
身長 / 体重 196cm / 102kg
ポジション 投手
投球打席 右投げ右打ち
経歴 レッドソックス傘下→オリオールズ傘下→マーリンズ傘下→ドジャース傘下

 

2013年6月にアマチュアドラフト18巡目でレッドソックスから指名され契約。

 

 

プロ入りしてからこれまでメジャーでの登板はありません。

 

 

今シーズンは途中で「ショートシーズンA」というクラスに降格していた時もありましたが、
基本的にマーリンズ傘下のAAA、「ウィチタ・ウィンドサージ」というチームでプレーしていました。

 

 

2019年マイナー成績(AAAクラス時の成績のみ。)

 

登板 イニング 奪三振 四球 防御率
19 8 2 87.2 61 15 3.80

この内15試合に先発登板

 

マイナー通算成績(2013年〜)

 

登板 イニング 奪三振 四球 防御率
172 45 39 717.2 553 119 3.59

この内110試合で先発登板

 

直近3年のマイナー過去成績

 

登板 イニング 奪三振 四球 防御率
2016年 28 8 14 161 109 21 4.03
2017年 27 6 10 124.1 75 21 4.85
2018年 25 2 2 70.1 54 7 3.07

 

  • 2016年は全試合先発
  • 2017年は22試合に先発
  • 2018年は8試合に先発

 

去年はほとんど中継ぎとしてプレーしていたみたいですね。

 

ジョー・ガンケルの球速や球種の特徴について

 

ガンケル選手の球速や球種・コントロールなどの特徴についてご紹介します。

 

球速

 

ストレートの最速は151kmです。

 

サイドハンドから常時145km前後のストレートを投げることができます。(中継ぎ時)

 

 

球種

 

 

変化球の持ち玉はスライダー・カットボール・スプリット・ツーシームです。

 

 

この中でもスライダー・カットボールを多く使用しており、ガンケル選手の決め球となっています。

サイドからのスライダーは右バッターにとってはかなり厄介なボールとなりそうですね。

しかもツーシームを持っていますのでインコースを見せておいて、最後にスライダーを投げればバッターは相当遠く感じるはずです。

 

 

余談ですが投げ方が昔広島にいたバリントン選手に似ていますね。

身長も高いですしスリークォーター気味に投げてる所を見ても。

バリントン選手にしか見えなくなってきました←

 

コントロール

 

  • 今シーズンはマイナーで87.2イニングを投げて与えた四球が15個(四球率=1.54

 

  • マイナー通算でも717.2イニングを投げて与えた四球が119個(四球率=1.49

 

と言う様に、コントロールはめちゃくちゃ良さそうです。

 

 

さらにガンケル選手はゴロを打たせる確率が高く、グラウンドボールピッチャーである事が言えます。

 

年代 ゴロの率 HR/9
2016年 41.6% 0.89
2017年 48.3% 1.00
2018年 52.6% 0.83
2019年 44.4% 1.13

 

こちらはガンケル選手がAAAでプレーしていた年の「ゴロ率」HR/9(被本塁打率)」の成績になります。

 

ゴロ率に関してはwikiによると、45%以上で比較的高い割合でゴロを打たせることが出来る投手(グラウンドボールピッチャー)と評価されます。

 

ガンケル選手は2017年から2年連続でゴロ率が45%以上を記録しています。

 

 

ゴロを打たせるのが特徴という事なので阪神の内野の選手は守備を頑張らなくてはいけませんね笑

 

 

今シーズン、チームで99個のエラーを記録してしまっており、
特に内野手にエラーが多かった事もありましたので。

 

 

内野を守る選手の守備がしっかりしないとガンケル選手の良さが活きてこないでしょう。

 

 

また被本塁打率の数字も平均以上ですので、広い甲子園を味方にすればホームランはほとんど打たれないのではないでしょうか。

 

2月16日(日)楽天との対外試合に先発登板

 

2月16日(日)に行われた楽天との対外試合でガンケル選手が先発登板しました。

2回を投げて1安打無失点という好結果でした。

 

 

殆ど低めに投げ込まれておりコントロールの良さを証明してくれていますね。

後は日本のストライクゾーンの確認がしっかり出来てくればなかなか活躍してくれるのではないでしょうか。

 

2020年度オープン戦の成績について

 

ガンケル選手の2020年度オープン戦の成績についてご紹介していきます。

 

試合 イニング 奪三振 与四死球 防御率 被打率
3 10 11 3 8.10 .250

3月7日終了時点

 

2月23日 vs広島

 

先発登板し3回を投げて被安打0、奪三振2、四球1、無失点、防御率0.00

 

 

非常に素晴らしい内容でした。

シーズンに入れば何度も対戦する事になる広島相手に被安打0は素晴らしいですね。

 

 

持ち味の制球力の良さを存分に発揮しボールを動かしてゴロを打たせることが出来ていました。(10人の打者に対してゴロアウトが6個)

 

これでガンケル選手の開幕ローテはほぼ確定的となりました。

 

3月1日 vsソフトバンク

 

先発登板し3回を投げて被安打2、被本塁打1、奪三振3、四球1、失点2、ここまで防御率3.00

 

 

バレンティン選手に打たれたホームランはスライダーが少し甘めに入ってきた所を打たれたという形でしたね。

ただその後引きずる事なくガンケル選手らしいピッチングが出来ていました。

 

非常にテンポも良くてストレートも常時148km前後をマークしており、全く問題ない様に感じました。

 

3月7日 vs日本ハム

 

先発登板し4イニングを投げて被安打8、被本塁打1、与四死球1、奪三振6、失点7、ここまで防御率8.10

 

今日失点したのは1回2回だけで3回4回はパーフェクトに抑えています。

ただ要所要所でコントロールが甘くなり、痛打されていましたね(´-ω-`)

 

三振もそれなりの数奪えていますし、めちゃくちゃ悪い訳では無い様に感じたんですがね・・・。

 

まとめ&その他にも・・・

 

いかがだったでしょうか。

今回は阪神タイガースが獲得したジョー・ガンケル選手について取り上げました。

 

 

まとめますと・・・

 

まとめ
  • メジャー登板は無し。

 

  • マイナー通算172試合に登板、通算45勝。

 

  • ストレートの球速に関しては現在調査中(141km〜148km)

 

  • 変化球はスライダーorカットボール・チェンジアップ

 

  • コントロールはめちゃくちゃ良く、被本塁打率も平均以上。

 

と言うことでした。

 

 

2020年度プロ野球新外国人選手(その他選手Ver.)

 

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