プロ野球について取り上げます。
オリックスが新外国人選手として、ジャレル・コットン選手と契約大筋合意している事が明らかになりました。
そこでここでは、ジャレル・コットン選手とはどういった特徴のある選手なのか、
球速や球種・コントロールなどの特徴について、後半では過去成績についてご紹介していきます。
メジャーでのストレートの最速は96.4マイル(155.1km)で、
2021年にメジャーでの試合で計測したものです。
メジャー通算での平均球速は93.1マイル(149.8km)という事で、
150kmをボンボン出すパワータイプの投手ではなさそうです。
このストレートの被打率はメジャー通算で.266(248-66)でした。
40個の三振をこのストレートで奪っています。
変化球の持ち球は、スライダー・カットボール・カーブ・チェンジアップ・ツーシームです。
それぞれのメジャー通算の被打率は下記の通りです。
一見すると球種が豊富に見えますが、このうちスライダー・カットボール・カーブに関してはここ2シーズンでほとんど投げていません。
16〜17年と先発でしたが、21年から中継ぎ投手として投げており、それ以降はストレートとチェンジアップとツーシームの3球種を軸にして投げています。
チェンジアップは上の動画を見ても分かる通り、かなり落差ありますよね`‐ω‐´)
魔球並みの変化を見せ、メジャー通算で106個の三振を奪っています。
メジャー4年間でどのシーズンを見てもチェンジアップの奪三振率が30%近く記録しています。
間違いなくコットン選手の一番の武器と言って良いでしょう。
メジャー通算で232イニングを投げて、与えた四球が92個という事で四球率=3.57でした。
マイナー通算だと563イニングを投げて、与えた四球が173個という事で四球率=2.77でした。
メジャーとマイナーで少し差が見られますが、概ねコントロールは悪くないのかなという印象です。
上の動画でもチェンジアップがすっぽ抜けり真ん中に行くケースも見受けられましたが、低めにもボールを集めることができますし、マイナーで四球率が2点台なので、元々は制球が良いんだけどメジャーだと力が入りすぎてコントロールを乱すこともあると言ったところでしょうか。
フォアボールで自滅するタイプでは無さそうな感じはします。
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2022年メジャー成績
・2022年マイナー成績
・メジャー通算成績
・マイナー通算成績
・AAA通算成績
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メジャーで先発もやっていましたが、オリックスでは恐らく中継ぎとして起用されるんじゃないでしょうか。
球速は150kmが出ないこともあるでしょうが、チェンジアップの精度が凄く良くスピードも125km前後なので球速差もありますし、ストレートとチェンジアップの2球種だけでも十分に勝負できるんじゃないでしょうか。
後はコントロールミスをいかに少なくしていくか、粘り強い日本のバッターとの粘り合いに根負けしないかどうかという点をクリアできればかなり面白い存在になりそうですよねヽ(`・ω・´)ノ
出身地 | アメリカ合衆国 |
生年月日 | 1992年1月19日(30歳) |
身長 / 体重 | 180m / 88kg |
ポジション | 投手 |
投球打席 | 右投げ右打ち |
経歴 | アスレチックス→レンジャーズ→ツインズ |
2012年のMLBドラフト20巡目でプロ入り。
2016年にメジャー初登板を果たし、翌年17年には先発として24試合に登板して9勝10敗、129イニングを投げて防御率5.58という成績を残している。
2021年より中継ぎとして登板し、22年は30試合に登板している。
いかがだったでしょうか。
今回は「ジャレル・コットンの球種や最高球速・過去成績を徹底調査」について取り上げました。
まとめますと・・・
まとめ
という事でした。